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生き様を残したくて

最近、いろんなラジオ番組に投稿して、ありがたいこと
に色んなところで拾っていただいて、自分の中で充実感
を得る瞬間が増えた気がしている。

どこかで自分がちゃんとここに存在しているんだぞ!
という証を残せているような感じ。
合法的に道端に野糞を置いて、「僕、ここにちゃんと
いましたからね!」と言い張る感じ。

振り返ると、そうありたいと感じたことはかなり昔から
あったように思う。
そんなことを今日はまとめてみた。

ここで一個断りを。
何かこう、同情心を買いたいという気持ちはないこと。
じゃないと、ただでさえ誤解されまくってる人生なのに
それを上塗りするなんてハメになるから。

【いじめで真っ暗だった学生時代】

何もかもが眩し過ぎて辛い時期だった

ラジオ番組への投稿ではそこまで抵抗はないのだが、
プライベートであまり学生時代の深い話をしたくない。それは、ただただ劣等感に苛まれ、いじめられる日々
だったからだ。

要領が悪く、鈍くさかった。
何も誇れるものがなく、勉強も運動もダメ。
話すのも苦手。
(されてた本人だから言える話だけど)いじめられる要素
がまさに叩き売りされてるような少年時代だった。

強くもない、賢くもない。
なりたいと思っても、どうなればいいか分からない。
日に日に憧れる気持ちも失せて、何も希望を見出せない
くらい心が真っ暗になっていたと思う。
「お嬢さん、そっちの道は真っ暗でホント危険だよ」
って思わず注意したくなるくらい、それはもう真っ暗。

今でこそ、忘れたい過去として、少しずつ忘却しているが、あの頃の日陰より真っ暗でジメジメした所にいたという記憶そのものは忘れないでいる。

【いじめから逃げた先で気づいたこと】

いじめから逃れて気づいたのは…

いじめられる日々から抜け出したのは高校からだった。
流石に高校にもなると、その連中とも否応なしに離れる
ことになる。

でも、何も満たされなかった。
あんなに嫌だった日々から抜け出せたのに、何も心が
満たされず、むしろ自分で自分を惨めに思う日々が
やってきた。

それに気づくのにさほど時間は要らなかった。
いじめがなくなった代わりに、将来に向けて色々考え
動き始めている人たちと比べて、そのスタートライン
どころか同じ土すら踏めていないことに気づいた。
そんな人たちと自分を比べて、まぁなんと何も武器を
持ってない自分の丸腰さに頭を抱えた。

そりゃそうだろう。
周りはレベル16から18でそれなりの装備を備えて戦って
いるというのに、僕ときたら初期装備でステータスも
ロクにないまま同じレベルになっているのだから。

忘れていた。
というより、意識していなかった。

自分が本当に望んでいたこと。
いじめから逃れたいんじゃない。
何かをして、人に誇れる何かになりたいってこと。

それからなんやかんやガムシャラに腕や足をブンブン
振り回して、今に至る…というとんでもない雑な締め方
をここでさせてもらう。

【今、目指すもの】

なりたい物を常にイメージできるようになりたい

正直、大人になった今でも具体的に何になりたいか
と言われると、その答えは出てこない。
仕事はそれなりしているが、食い繋ぐためでしかなく、
なりたかった自分の姿ではないことは確かだ。

結婚して、家庭を持った人。
よく皆に話していたり、卒業文集に書いた夢を本当に
叶えた人。
そんな人たちと比べて、おいそれと「自分は…」なんて
容易に切り出せるような肩書きは何もない。

ただ、今になってよく思うのは、高校の時からさほど
変わっていなくて、「何かを残せる人間になりたい」
ということ。

一昨年に祖母、そして今年祖父が亡くなった。
悲しみに暮れる中、思い出話に花が咲いた時、親戚は
「強烈な人柄だった」と語っていた。

僕もそう思う。
絵に描いたような頑固な祖父、何処か王女気質の祖母。
亡くなっても、人の記憶に残るような生き様だった。

自分はどうだろうか?
何も取り柄がなく、人付き合いも悪い。
賢くも力強くもない。
ましてイケメンでもない。
逆に人さまに喋れないようなあんなことやこんなことを
した訳でもない。

これでは、仮に今死んだって、「この子…どんな子
だっけ?」みたいな、「それで、あなたは何をされてる
方なんですか?」という某モノマネ芸人さんのネタを
マジメにされる恐れすらあると思っている。

だからこそ、「こんなことしてたよな、印象強いよな」
みたいに人の記憶に残る生き方をしたいと考えている。いい意味でも(法に触れない範囲の話で)悪い意味でも。

そんなこんなで、僕は今、ラジオ投稿という形で自分の
存在をどこかに残す選択肢を選んでいる。

そして、Twitterを通じて、「あ、この人。読まれてて
すごいな。目標にして頑張ってみよう」と目標にして
日々文章力を研究したり、分析したりする。

もちろん勝ち負けとかではないけれど、僕としては目標
とする人に近づけるかどうか試してみる日々の連続だ。

余談。
ラジオ関係の仕事を始めた、というつぶやきを見ると
すごいな、と思うが自分もチャレンジしてみよう、と
いうことは全然考えていない。
自分の性格上、すぐ音を上げて白旗振るだろうし。
仮に一歩踏み出したとしても、つまはじきにされるのが
オチだから。

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