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フルタイム復帰前にオッパイ問題で悩み中

@妊娠中:母乳orミルクは出たとこ勝負で!

私は妊娠前は比較的アスリート体質で、体脂肪も10%台。胸もA/Bカップしか無く、なんとなく自分はオッパイが出にくい体質かな?と根拠のないカンを持ってました(激しく外れていま、出過ぎるオッパイと戦ってます)。

妊娠中に、母乳で育てるのか?ミルクで育てるのか?という選択肢がある事は雑誌やネットの情報で認知していましたし、先輩ママに、母乳で育てている人もいれば、ミルクで育てている人もいたので、
妊娠中の私は、
・ オッパイを赤ちゃんにあげるという経験をしてみたい
・ けれど、完全母乳育児にはこだわらない
・ どーせ自分のオッパイが出るか出ないか分からないし、赤ちゃんが上手に吸ってくれるかも分からないので、産まれたら考えよう…
という風に、出たとこ勝負で考えていました。

幸い、6カ月から入園予定の保育園では、粉ミルクでもOKだし、搾乳した冷凍母乳でもOKという柔軟な対応をしてくれるとの事だったので、私の出たこと勝負の判断を後押ししてくれました。

@出産直後のオッパイ体験で、母性を初体験

緊急帝王切開のオペの翌日、病院の電動式ベッドを使ってもなお、状態を起こすのに数分かかってしまうような術後のボロボロ状態のときに看護師さんが病室にいらして、
「オッパイすごく張ってるね!赤ちゃん連れてきましょうか?オッパイ飲ませてみる?」
と言ってくださり、息子を病室に連れてきてくださいました。

そのとき初めて、Fカップ?バリにパンパンに膨らんだ自分の胸に気が付き、めちゃくちゃ驚きました
・ 胸ってこんなに大きくなるんだ!
・ 胸ってこんなに張るんだ(母乳でパンパンで皮膚が伸びきっている感覚)!

息子は泣きながら病室に運ばれてきて、看護師さんが私の胸元に、息子の口元を持って来てくださった途端、そのままスムーズにオッパイを飲んでくれました。

緊急帝王切開オペだったので、息子の出産の瞬間を体験していない自分にとっては、この息子が初めて自分のオッパイを飲んだときが自分が母親になったんだという事を静かに実感したときで、"Wonderfully Wired"を感じました。

"Wonderfully Wired"は、アメリカのドラマ「FRIENDS」でRachelが子供を産んだ直後にオッパイをあげたときにいうセリフなのですが、本当にこの瞬間のためにあるセリフだな…と非常にシックリくる言葉でした❤

@息子NICU入院中

息子は出産後すぐに、高熱が原因で新生児向ICU(NICU)に入院し、入院中にケイレンの結果呼吸が止まってしまう事が確認され、数週間NICUに入院をしました。
息子がお世話になった病院は、
・ 両親に限り24h面会が可能
・ ごはんTimeは3h毎に実施(1am、4am、7am、10am、1pm、4pm、7pm、10pm…)
・ ごはんは、看護師さんによる「搾乳し提出した冷凍母乳」or「粉ミルク」か、母による直接のオッパイ授乳かを選べる
というシステムでした。

私は最初から母乳が出る体質だったので、帝王切開後の入院中から3h毎の搾乳を続けて冷凍母乳を溜め、行ける時には直接授乳を行い、
息子より先に退院した後も、搾乳して冷凍母乳を溜めるのと、毎日面会して直接のオッパイ授乳を行っていました。

結果、息子は入院中は母乳をごはんとして過ごすことができ、看護師さんに「頑張ったね。」と声掛けしていただいてうれしかったです。息子がNICUに入っていても母として何もできる事が無く、唯一できるのが母乳の提供で、母乳=息子の助けになるモノだったので、3時間おきの搾乳を続けました。

@自宅育児スタート。気づけば完全母乳育児中

息子が無事に退院し、自宅での育児がスタートしました。育児雑誌や本やYoutubeで前知識のインプットはしていたものの、いざ目の前でリアルな赤ちゃんに直面すると、
・ そもそも何が正解なのか迷う
・ 正解が分かっていてもその通りにできない
・ 迷う自分、思い描く正解の通りにできない自分にイラつく
・ 迷っているパートナー、思い描く正解の通りにできないパートナーにイラつく
という、負のスパイラルに入りそうでしたが、息子が泣き顔の隙間に見せる可愛すぎるしぐさや表情になんとか癒されながら、最初の数週間はひたすら作業を続けていました。

特にオッパイを落ち着いて飲んでいる息子の表情は可愛すぎて(荒れながら飲むこともしばしばで、落ち着いてオッパイを飲んでくれるとは限らない。笑)、授乳は母親の特権って本当だなーと感じる穏やかな時間です。

パートナーは半年の育児休暇を取得し、息子出産のタイミングから仕事を離れ100%家事&育児にコミットしているので、パートナーと会話/ケンカしながら、少しずつ家族のルーティンを試行錯誤してきて、1カ月を超えてしばらくしてから”リズム”とギリギリ呼べるような(笑、毎日乱れますがww)生活リズムがようやくできてきました。

最近は本を読む時間&気力が生まれてきたので、気づけば遂行している”完全母乳”の育児でよく名前を聞く「桶谷式」についてちゃんと勉強してみようと思い、Amazon Kindleで見つけたこの2冊を読んでみました。

母乳の何が良いのか、母乳で育てるために何が必要なのか、HOW TOがまとまっていて、これまで産後ケアヘルパーの方や、看護師さん、助産師さんに点で教えてもらっていた知識が線で繋がり、母乳での子育てについての知識が深まったので、読んでよかったです。

桶谷式 母乳ですくすく育てる本


桶谷式 母乳育児気がかりQ&A相談室


@To Be:完全母乳で育てるのか?

いま迷ってます…どうしよう。

パートナーが半年の育児休暇を取り、私は産後公休8week終了後に仕事にフルタイム復帰するのですが、フルタイムで働きながらどうやってオッパイのマネジメントをしていくのか、まだ決め切れておりません。

中堅社員として現場リーダーを務めながら、プロジェクトをリードし経営層に報告していくというタスクを担っていく中で、
・ ワークスタイルが出社?リモートワーク?
・ Group work中心?個人ワーク中心?
なのかを見極めながら、

生き物として変化をする、息子がどんな間隔でオッパイを求めてくるのか?
また自分のオッパイがどのようになるのか?
とも向き合って、このまま完全母乳で行くのか、粉ミルクを使っていくのか、オッパイマネジメントを決めるのが、今の一番の悩みです。

数か月で職場復帰した、日本ではまだまだ少数派の先輩ママに聞くと、
・ オッパイが出なかったのでそもそも粉ミルクで育てたママ。
・ 母乳で育てていて、基本的に朝から晩まで出社。数時間置きにトイレで搾乳していた(!)ママ。
・ 母乳で育てていて、リモートワークと出社のハイブリッドで働いていて、出社の時はもともと持っていたガラス張りの個人オフィス(!)にカーテンを設置してもらって、メールチェックしながら搾乳していたママ。
等、本当にカラダの状態や仕事量や職場環境等、それぞれのママのストーリーがあって、皆悩みながらキャリアとオッパイのバランスを模索していたことがよく分かりました。

早い段階で自分の仕事のリズムを見極めて、息子のオッパイ欲求と自分の胸の状態を見極めて、職場とパートナーと相談しながらオッパイマネジメントを考えていきます。

あーーー、仕事復帰への一番の壁が、まさかオッパイマネジメントだとは思わなかった!!!

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