最近の記事

終わりまでの人生の振り返り4

離婚の意思を告げられて、その理由で初めて聞き、驚くことはいくつもあった。 そのうちの一つは夫の出張理由である。 夫の仕事は出張も多々あり、日帰りはもとより泊まりで行くことも多かった。 今年は月に5~6回ほど泊まりの出張に行っていた。 ホテル暮らしが体質的に合わない夫は体調を崩すことも多かった。 とても心配だった。 雪の多い時期の車での移動。不安だった。 でもその出張は夫が会社に頼んで入れてもらっていたものだったらしい。 衝撃だった。 一人の時間が欲しいために、私と離れて過

    • 終わりまでの人生の振り返り3

      入籍を考え始めたきっかけは、夫の転勤だった。 もともと隣県に住んでいた夫だったが、急遽そのまた隣県への転勤が決まった。 引っ越しを手伝い、賃貸の引渡しも立会い、なんだか実感のわかないまま遠距離となった。 最初はよかった。 当時私は幸いにもリモートワークが可能な職場で働いており、有給やリモートワークを組み合わせながらも、車で2時間半ほどかけて今まで通り週に1回・2週間に1回ほどの頻度で通い妻のようなことをしていた。 そんな生活の中で夫から、今までと全く違う仕事ばかりで大変だ

      • 終わりまでの人生の振り返り2

        夫とは、 2022年の1月頃に付き合い、 2022年の11月に入籍し、 2023年の2月から同棲しはじめ、 2024年の3月現在まで、たったの1年程の生活だった。 こんなに短いものだとは思ってもいなかった。 まあ、みんな離婚するなんて考えて入籍なんてしないか。 出会いは今はもう普通になっているが、マッチングアプリだった。 当時は元彼と別れ、年齢的にも何となくの焦りを感じて物は試しにと始めてみた。 いいねをしたのは私だったか、足跡を付けてから夫からいいねが来たのか今いち覚え

        • 終わりまでの人生の振り返り1

          物心つく頃から持っていた希死念慮が、どうやら自殺企画まで進化を遂げてしまったため、自分の半生を振り返るべく自叙伝代わりにnoteを書いてみようと思う。 事の切っ掛けは、2024/3/9の夜ご飯のときだったかと思う。 夫から離婚を言い渡された。 一緒にいる意味がない、一緒にいても楽しくないと。 心臓がキューっと痛くなったのを覚えている。 確かに毎日がパーティーのような生活ではなく、普遍的な至って穏やかな生活だった。 休みの日には歩いてパン屋さんに行ってみたり、カフェに行って

        終わりまでの人生の振り返り4