祈りの炎

夜空のように星の散る
あなたの美しい瞳も
ときに涙に曇ってしまって
明日を見失うことがあるでしょう

繰り返される嘆きは
いつしか愛を遠ざけてしまう
ためらいの鎖が両脚を縛り
歩くことさえできないなら

すべてこの歌に委ねて
あたしが引き受ける
祈りの炎で灰にするわ
そこから拾い上げるものを
あなたに見せてあげるから

湖のように透き通る
あなたの穏やかな心も
ときに嵐にさざめいて揺れて
我を見失うことがあるでしょう

言葉にならない怒りは
いつしか喉を焼き焦がしてしまう
ひりつく痛みが神経を冒し
叫ぶことさえできないなら

すべてこの歌に委ねて
あたしが引き受ける
聖らな炎で灰にするわ
そこから蘇るものを
あなたに返してあげるから

夜に佇もうとする者の上にも 日はのぼって
強引に空の色を塗り替えていく
止めることも 逃げることもできぬ 残酷な摂理
人はそれに希望と名付けた 強かな生き物

あなたに逢えた喜びでさえ
いつしか記憶に変わってしまう
新しく吹く風に阻まれて
触れることさえできなくなっても

すべてこの天に委ねて
あたしは生きていく
消えない炎を胸に抱いて
ここから生まれ来るものを
あなたに見せてあげるために

執筆活動で生計を立てるという目標を持っております!!