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【いちばんすきな花】最終回・恋愛ドラマ?のゆくえ
最終回でのゆくえの言葉に耳を疑った。このドラマはこれがテーマじゃ無いと思ってた。私の勘違いだったのか。
美鳥の答えに、ああ、やっぱりと間違ってなかったと安心する。
・紅葉の思いに応えられないゆくえ
・赤田と友だち関係を続けられないゆくえ
・夜々の気持ちに応えられない椿
いろいろな組み合わせが、ゆくえを惑わせたのだろう。美鳥の答えに安堵するゆくえは、いつもよりもうれしそう。
いちばんすきな花は、
【いちばんすきな花#11】まずは美鳥の独白を読み直す
(最後まで4人のなかにいた美鳥の独白を書きおこしてみた)
勘違いされる人生だったけど
だからこそ
間違いないものがよく見えた
勘違いがあったから
見つかったもの
出会えた人もいる
他人の価値観なんて理解できないけど
理解したいと思える他人と
出会えることはある
みんなみたいに
みんなに ならなくていい
みんなに嫌われている子なんていない
誰かにとっては
ごみになるものでも
他の誰かにとっては
いちばんすきな花のスピンオフがおもしろい。
椿の弟君がよく喋るなあ。
https://x.com/sukihana_fujitv/status/1734785214059368449?s=20
【いちばんすきな花9】最適な友だち関係とは
一対一の関係ではなく、組織全体の能力を最大限に発揮できる状態を、全体最適というらしい。個別最適とは反対の言葉だ。
椿・ゆくえ・夜々・紅葉は、2人組での個別最適が苦手で4人での全体最適にピッタリはまった。夜々が椿に、紅葉がゆくえに2人組になりたいと願ってもうまくいかないのは、全体最適が機能しているからだ。
偶然、椿の家へ訪れたことからはじまった4人組だが、新たな要素が加わった。美鳥である。4人と
【いちばんすきな花9】帰る場所〜1+4=5?
第9話は、美鳥によって4人の関係性が明らかになった回だった。
1+1=2でも、1+4=5ではない同じ布団に包まる中でも、教室で手を伸ばしてやっと答案を交換できる距離でも、美鳥と4人(椿、ゆくえ、夜々、紅葉)それぞれの関係性は、2人独特の距離感だ。ちょうどいい相手が見つかったのではなく、相手に合った距離感。2人ずつ4つの積み重ねが、5人で全体の最適な関係性になっている。
しかし、美鳥にとって1+
【いちばんすきな花8】相手に向き合う円すい
志木美鳥(しき・みどり)は円すいだった。ゆくえ・春木(椿)・よよ(夜々)・佐藤君(紅葉)によって、受け取られ方は違うけど同じ円すい。久しぶりに再会しても、それぞれにとってしっくりくるのも面白い。
ゆくえは言う。
円すいは見る人の勝手によって、三角形にも円にも見える。でも、円すいの気持ちはどうなのだろう、と。
私見だが、円すいはそれでもいいと、思っているはずだ。
いちばんすきな花に関するある考察
【いちばんすきな花5】自分に正直になりたいのが言い訳だったとは
小学生のとき、私は自分が真面目で潔癖症なのが長所だと思っていた。仲の良い友達ができなかったのはそのためだったのか。
自分や相手に嘘をつかない、やれることはすべてやって後悔しない。もっともらしい綺麗事はいくらでも思いついた。しかし、どこか心の余裕がない自分も感じていた。なぜだろうか。
フジテレビ系ドラマ「いちばんすきな花」第5話を見てハッとした。4人いる主人公のひとり、紅葉がかつての同級生である
【いちばんすきな花6】男女の友情のゆくえ
同じ場所に4人がそろうだけで幸せな気分になる。最高な気分を味わえる放送回だった。それぞれが鍋の中でごったに煮られているのではなく、存在感を発揮している。埋没しない個性というか..
この4人はただ者ではない。
全体で仲がよいだけではなく、誰がだれに思いを寄せているかもわかった上で、無理に思いを通して自己満足することなく、全体で調和しようとしている。
紅葉がゆくえに
夜々が椿に
みんなが想いを知