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お天道さまの教え


朝からぎらぎらと太陽が照りつけるこの時期、雨が絶対に降らない三日三晩を見極め、梅の天日干し(土用干し)を行います。

今年も無事に1年分の梅干しが完成。

新物の梅干しを早速「食べていい?」と竹ザルからつまみ食いする夫と長女。
2人とも出来立てほやほやのふっくらとした、まだまだ若い梅干しが大好きらしい。
「最後あまいんだよねぇこれ。」と舌鼓を打つ7歳。この一言だけで野菜の好き嫌いなんてどうでも良くなる。

「ありがとうございます。」
お天道さまへの感謝の気持ちが自然と溢れる。

背中にジリジリと痛いぐらいの日差しを浴びながら「おいしくなれーがんばれー」と梅をひっくり返しながら、竹ザルの上で日光調理される梅たちを想う。

「みんなの1年をまたお願いします。」

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