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被害者意識の強い息子、そして私もだった話

私には中3の息子がいる。

彼は被害者意識が強い。

ちょっとしたことを壮大な不幸のように受け取って、ずっと文句を言ったり悲観的になっている。

終わった、、
最悪、、、
何で俺だけ、、、

仕事が終わって疲れている中、家事に追われ、明日の準備、、やらなきゃいけないことが山ほどある中で、文句やら悲観的な言葉をずっと聞いていると、いい加減腹が立つ。

それでも気を遣ってあまり責めないでいた。


でも、いい加減にして!と思うことがあり、口火をきった。

「◯◯は被害者意識強いからさ、ずーっとそのことに囚われちゃってるじゃん。まいっか!とか、別なことで気を紛らわせることが出来るようになれるといいね。」

と言ってみたのだ。

まぁ前半はグサっと刺しているけれど、
後半は言葉を選んだつもり。

そうしたら、

「母さんだってそうじゃん。被害者意識強いじゃん」

と。。。


なぬ!!!

た、、確かに!!!


義母の干渉がひどかった時、
主人のモラハラがひどかった時、
仕事でうまくいってなかった時、

被害者意識が強くなってワーワー言っていた。


今も確かに、ネガティブな方に考えてしまう傾向がある。

これでも、
そんな自分が嫌で、
たくさん本を読んだり学んで
少しは変わったつもりだった。

でも息子に言われてしまうということは、
今でもしっかり、私は被害者意識が強いのだと思う。


ダメな私に似てしまったとか、
ダメな私の言動が彼に悪い影響を与えてしまったかと思うと、死んでしまいたいような気持ちに駆られる。

あー
これも被害者意識。

明日謝ろう。

何に謝るんだろう?

悪いことは言っていない。

でも多分、
被害者意識の強い人は、
分かって欲しいのだと思う。

しんどい!辛い!って。

私がそうだったから。

そこに共感してあげられなかったこと、
謝ろう。

一緒に、一つでもいいからポジティブに考えられるようにやってみようって言ってみよう。

これから
私たちは長くこの問題に向き合って、

でも
少しずつ良くしていけるはず。

これ書いてたら泣けてきた。

もし同じ状況の人がいたとしたら、
子ども(相手)にとって加害者かもしれない自分が情けないししんどいけれど、
その時必死に頑張っていた自分を労ってあげてほしい。

たくさん自分を労って、

相手も労い続けられるだけの余裕を
持てるように、

一緒にがんばりましょ

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