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【選挙ウォッチャー】 茨城県議選2018・水戸市選挙区レポート。

12月9日投開票で茨城県議選が行われ、他に注目の選挙が存在しなかったこともあり、茨城県議選を大々的に取材することができましたので、今回は注目の9エリアで選挙をウォッチングし、どんな選挙が行われたのかを分析し、お届けいたします。お隣の千葉県に住んでいる僕ですら茨城県議選なんかには興味がないところなのですが、実は、東海第二原発の問題、牛久の東日本入国管理センターの問題、人口減少問題など、ある意味、国家レベルと言えるような問題がたくさんあり、これらの問題に取り組んでいる県議が落選すれば、ますます問題の解決に時間がかかるかもしれないという重要な選挙だったりします。なので、けっして無視することはできない選挙だということをお伝えした上で、まずは茨城県の県庁所在地である水戸市・城里町選挙区から見ていくことにしたいと思います。

舘 静馬  51 現 自民党
加藤 昭良 50 現 自民党
川津 隆  67 現 自民党
佐藤 光雄 60 現 国民民主党
高崎 進  57 現 公明党
江尻 加那 45 現 共産党
玉造 順一 47 新 立憲民主党

定数6に対し、7人が立候補した選挙ということになります。注目は立憲民主党が風を吹かせることができるかどうかにあると思います。今回、茨城県全体で立憲民主党が擁立した候補は、たったの2人。国会では野党第一党でありながら、今回の茨城県議選では2人しか擁立できていないのです。茨城県議会の定数は62になりますので、仮に2人が当選を果たしても、立憲民主党の議席は62分の2。極めて小さな存在になってしまいます。それでもないよりはあった方がいいのかもしれませんが、果たして、しっかり結果になるでしょうか。


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