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【選挙ウォッチャー】 立川市長選2023・分析レポート。

 8月27日告示、9月3日投票で、東京都の立川市長選が行われ、新人5人が立候補する大激戦となりました。当日の夕方になって、いきなり立候補してくる候補が現れるなど、かなりトリッキーな動きもあり、なかなか見どころのある選挙となりました。
 真面目に働く市長を誕生させられるのか。市民のセンスが問われていたと思います。一体、どんな選挙になったのかを見てみることにしましょう。

清水 孝治 57 新 自民推薦(元都議)
酒井 大史 55 新 無所属(元立憲都議)
伊藤 大輔 48 新 国民民主・都民ファーストの会推薦
金村 誠  48 新 無所属(羽田ゆきまさ)
野口 園子 54 新 無所属

 立候補したのは5人ですが、実質的に、清水孝治さん、酒井大史さん、伊藤大輔さんの3人の戦いだったと思います。「羽田ゆきまさ」こと金村誠さんは、もともと市長になりたいということではなく、仮釈放が認められないことがおかしいことを訴えるための獄中立候補なので、まさに「N国党」と同じような目的で選挙を利用しており、立花孝志の悪い影響をそのまま受けていると思います。



■ 立川市長選・選挙ボード解説動画


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