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【選挙ウォッチャー】 西東京市議選2018・分析レポート。

2018年の締めくくりを飾る西東京市議選は、「選挙ウォッチャー」の活動の集大成と呼ぶべきカオス過ぎる選挙となりました。選挙前に立憲民主党から立候補する予定だった坂井和彦さんが「ヘイト野郎」であることが発覚し、立憲民主党に処遇を問う声が殺到。これを受けて坂井和彦さんの方から立憲民主党からの公認取り下げを申し出てきたということで公認が取り消されることになったのですが、表向きは「立憲民主党」とは名乗れなくなってしまったものの、街にある二連ポスターは残ったまま。ただ看板が外されただけに過ぎません。そして、前回のトップ当選を果たしたジジィは極左の赤軍派に所属して逮捕歴のある人物。都民ファーストから立候補しているオッサンは杉並区議でネトウヨ界のヒロイン・小林優美ちゃんが応援に駆けつけたり、中山恭子さんから為書きをもらうゴリゴリのネトウヨ議員。その他にも細かいヤツはたくさんあるのですが、極めつけは、NHKから国民を守る党が狙いを定め、税金でメシを食うニート風味のオジサンを増やそうと戦いを挑んできました。こんなにクソみたいな市議選は滅多にあるものではないと言いたいところなんですが、どうやらこれくらいのクソさ加減がデフォルトというのが昨今の選挙です。しっかりお伝えしたいと思います。

定数28に対して33人しか立候補していない選挙で、あまりにクソやポンコツが多すぎるため、落選するのが5人じゃ足りないという選挙になりました。前週の八千代市議選もなかなかクソでしたが、西東京市議選のクソ加減は互角以上です。今まで「選挙ウォッチャー」という職業がなかったばっかりに、こんなにクソみたいなことになっていることを可視化してくれる人がおらず、なんとなくヌルッと選挙をやり過ごしてきましたが、これではいけません。日本の選挙、めちゃくちゃヤバいことになっています。


■ 「NHKから国民を守る党」代表・立花孝志が肖像権を侵害してきた

今回の西東京市議選は、はっきり言って、ほとんど取材できませんでした。理由は、立花孝志に取材活動を妨害されたからです。僕が選挙ボードの写真を撮っていたところ、後ろから声をかけられ、振り向いたら立花孝志が立っていて、僕にスマホのカメラを向けてきました。「撮影をやめてくれ」と言っても一向にやめず、「ネットにアップしないでくれ」と言っても、「肖像権侵害は刑法ではないから罪ではない」などと支離滅裂なことを言って、僕の顔をネット上にアップしました。立花孝志が僕にカメラを向けてきた理由を、僕のカメラからシャッター音が聞こえたからだと言い訳していましたが、僕のカメラはサイレントモードのため、シャッター音が出ない設定になっています。聞こえるはずのないシャッター音を聞いたと言い張って肖像権を侵害してくる頭のイカれた議員、立花孝志。当然、僕の取材活動に大きな影響を及ぼしているため、その責任はしっかり果たしていただくつもりですが、立花孝志が議員として著しく適性を欠いていると言えますので、今すぐに辞職していただくべきだと考えます。詳細は、コチラをご覧ください。

立花孝志がNGT48の山口真帆さんの「ハメ撮り動画」と称するガセ動画を流し、たいしてよく知らない山口真帆さんに対し、あらゆる人権侵害につながるような罵詈雑言を吐き続けている立花孝志ですが、頭のイカれた人間であることが少しずつ伝わり、「NHK問題には期待していたけど、絶対に投票しない」と固く決意する人も続出しています。立花孝志がやっていることは焼き畑農業なので、炎上することで知名度を増やし、影響力を大きくする作戦なのですが、いたちごっこにはなりますが、こちらも立花孝志が議員としては不適切な人間性であることを多くの人に伝えてまいりたいと思います。政治活動から足を洗い、ガセネタを振りまきながらYouTuberとして生きていく分には知ったこっちゃありませんが、立花孝志が二度と政治家になれないくらいには、その人間性の劣悪さを伝えたいと思います。この後にもさらに検証することになろうかと思いますが、山口真帆さんの件で炎上したことについて「ちょっとラッキー」とまで言っているので、こんな奴が政治家をやってはいけないのです。

実は最近、立花孝志の動画のアクセス数は炎上商法によって増えているのですが、NGT48の山口真帆さんの「ハメ撮り動画」と称するガセ動画をアップし、炎上後もまったく反省している様子がないクソ野郎っぷりを見せられ、僕のことを応援してくれる人が増えているばかりか、NHKから国民を守る党に投票できないと言い出す人が増えています。こうした炎上によって知名度を上げているので、ライトに伝わる層には「なんか有名な人だよね」ということで影響力に変わってしまうので、立花孝志やNHKから国民を守る党が投票するべきではない「カルト政党」であることを多くの方々に伝えることが大切だと思っています。コツコツとやり続けるしかないのです。ちょっと興味深いのは、ネトウヨから「思想は違うが、あなたを応援します」と言われるようになったこと。ネトウヨの中にアンチが生まれたことは確実で、NHKから国民を守る党を応援する人たちの数は、まさに今がピーク。これからは減少傾向に転じるのではないかと見ています。


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