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【選挙ウォッチャー】 桶川市議選2019・分析レポート。

埼玉県桶川市では11月10日告示、11月17日投開票で市議選が行われました。桶川市議会の定数は19で、立候補した人は24人なので、わずか5人しか落選しない選挙ということになります。呪われた選挙はまだまだ続くのですが、この桶川市にもカルト政党「NHKから国民を守る党」が立候補しています。なぜ「NHKから国民を守る党」の議員を当選させてはならないかと言うと、市民のために働こうという気持ちがまったくなく、NHKの悪質集金人の被害から市民を守ると言っているものの、そんなのは市議にならなくてもできることであり、市の税金を食い物にするだけの穀潰しだからです。アホを税金で雇うほど今の日本に余裕があるはずはなく、カルト政党の落選を見守るのは僕たちの責務だと考えています。

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桶川市は12月1日投開票予定の上尾市の隣にある自治体で、上尾市の前哨戦として注目されていました。上尾市に立候補するのが選挙に合わせてグラビア写真集をリリースする予定の佐藤恵理子さんで、環境的に考えても上尾市の方が当選しやすいという予測なので、桶川市が当選すれば上尾市も自動的に当選するだろうし、桶川市で当選が難しいとなると上尾市でも少しだけ希望が持てる。ということで、桶川市でNHKから国民を守る党の町田紀光さんがどのような結果になるのかが、とても重要でした。


■ N国党・とちおとめ町田は大惨敗

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今回の桶川市議選における当落ボーダーラインは720票。それに対し、NHKから国民を守る党の町田紀光さんが獲得できたのは393票ということで、結論から言うと「大惨敗」です。僕を含め、さまざまなアンチにカラむことも厭わないタイプで、N国党員の中ではスパイ扱いされることもあったようですが、NHKから国民を守る党がどれだけ反社会的カルト集団なのかを説明されても、党に対する忠誠が変わらなかったことを考えると、NHKから国民を守る党のコミュニティーのぬるま湯ぶりが心地よく、抜け出すことのできないディープな洗脳をされている人だと考えています。今年の参院選では栃木県選挙区から立候補し、「とちおとめ町田」を名乗り、イチゴの被り物をして登場した黒歴史があり、市民にもイカれた奴であることは伝わっているようです。

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改めて、「NHKから国民を守る党」が反社会的カルト集団であると感じたのは、27歳の車椅子の候補者である浦田充さんが駅前で演説を予定していたのですが、町田紀光陣営が公選法に違反してテープを流し続けており、駅前を占拠してビラを配り続け、他の候補者に譲る気配もなかったため、仕方なく撤退することになったのです。通常であれば交渉して譲り合うものですが、ご存知の通り、NHKから国民を守る党は「嘘つき!」とヤジを飛ばしただけで私人逮捕してくるような輩です。あるいは、少し抗議をしただけで市民の顔を撮影し、勝手にネットで晒してしまうような輩です。それでもいつもだったら「そんな相手だとしても交渉できない奴は無能だ」と切って捨てるところですが、浦田充さんの場合は少し事情が違います。浦田充さんは車椅子なので、万が一、身の危険が及ぶような場合でも走って逃げることはできません。そもそもNHKから国民を守る党は、選挙妨害だと言って市民メディアの記者を倒して肋骨骨折のケガを負わせ、それを報じた僕に対してスラップ裁判を仕掛けてきた実績のある反社会的カルト集団です。浦田充さんをサポートしていた陣営スタッフたちは全員女性で、彼女たちを危険な目に遭わせるわけにもいきません。トータルで考えれば「撤退する」というのは賢い選択であり、やむを得ないものと判断します。

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我孫子市議選でも74歳のおばあちゃん候補が、駅前で活動しようと思ったけど、NHKから国民を守る党が占拠していたのでに場所を移動してきたと話していました。もうすぐ「後期高齢者」に差し掛かろうという女性に「NHKから国民を守る党と交渉しろ!」と言うつもりはありません。頭の悪い大橋昌信みたいな生粋のバカに私人逮捕され、腕を捻られて押し倒され、骨でも折るようなことがあれば、おばあちゃんの場合は命に関わります。要するに、NHKから国民を守る党はNHKの集金人を「ヤクザのようだ」などと言っているのですが、街の人たちからはNHKの集金人よりよっぽどNHKから国民を守る党の党員やスタッフの方が「ヤクザのようだ」と思われているということです。改めて言わせてもらいますが、「NHKから国民を守る党は反社会的カルト集団」なのです。党の代表が「NHKの会長と話をさせてもらえないんだったら、集金人から教えてもらった世田谷区の個人情報をネット上に流出させる」と脅し、業務妨害をしている政党を「反社会的カルト集団」という言葉で表現するのは、かなり的確だと思います。そんなアホを支持している奴らは、テロリスト集団の一員なのです。

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町田紀光さんは古参メンバーの一人だと言われていますが、党内での力は弱く、あまり優遇されていません。NHKから国民を守る党は、立花孝志代表の鶴の一声であらゆるものが決定してしまうので、これからますます美人が優遇され、町田紀光さんはどうでもいい選挙区が割り当てられることになるでしょう。選挙のために各地を転々とするヤドカリ生活を続け、微妙な選挙区に立候補しては落選するを繰り返す。境遇としては「幸せ」と言えないのですが、NHKから国民を守る党のサークル感がたまらないので、抜け出すことができないまま、人生がどんどん「詰み」の方向に向かっていくことになるのです。


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