朝の一杯のコーヒー みんなはこれから一日が始まるって思ってるでしょ？ 俺の１日もそう。 家事がひと段落したお母さんが淹れてくれた ゴクッと一口 俺の冒険が始まった！ さあ、 口の中で香りと苦味を演出したら 食道へダーイブ！！！！ 固形物じゃない俺は どんどんどんどん進んでいく 黒かった俺は いつの間にか美白になってる！！！！！ さあ、ラストスパート！ お母さん！ 俺は他の飲み物より速いんだよ！ トイレへGO！ みんなの１日って２４時間あるんでしょ？ 俺、２
俺って大家族なんだな。 俺らより多い兄弟っているのかってくらい多い みんなの名前とか覚えきれんぞ 親が誰かも分からんしな 気づいたら田んぼの中で生活してるわ なーんも考えんで楽なもんでな 「おい、兄貴何か手生えてきてない？！！！！」 「お前も足生えてるって！！」 え？俺らおたまじゃくしじゃないの？？？ 自分の体の変化に俺は戸惑っていた どうしていいのか 俺は何者なのか あっという間に月日が経ち 気づけば俺たちは 全く違う姿の 「カエル」 と呼ばれ
何でみんな私のこと 「踏んで遊ぶの？」 全然遊びやないやん？ 痛いねん！！！ 仲間が 「美味いご飯見つけたでーーー！」 「一緒に家に運ぼうか！」 って呼んでくれて 家にいるチビたちや、じいちゃんばあちゃんに 食べさせたいから 遠いとこまで取りにいってんねん！ みんなのお母さんがスーパーに買い物に行って 帰ってご飯作ってくれるんと一緒やんか 私ら小さいから1人では運ばれへんのよ だからみんなで協力して 私みたいな方向音痴でも帰れるように 列になって運んでんのよ 踏む
あの子は夜洗顔する。 ただな、 かなりのズボラ女子。 あわ立てもせず、 ちょっちょーと手のひらに出し、 ２、３回伸ばしてすぐに顔を洗い出す。 しかもな、 ３０秒くらいゴシゴシと洗うんだよ。 で、小鼻のところや、 アゴ触ってキュッキュってならんかったら もう一回洗うねん 俺、お前の綺麗な肌の汚れ落としたいだけやねん！！ この子の綺麗な肌守りたいだけやねん！！ 頼むから、 もうちょっとどないかした使い方してくれんかな？ そんなん、お肌傷めるだけやで・・・ 誰か、俺
今日はどこに行こうかなー ちょっと飛んで散歩でもしてみるかな？ ブーーン いい天気だなあ 何か匂うぞ！ あっ！魚屋さん！ これは何か上手いものがある予感♡ おっと！ これはこれは鯛の内蔵！ 高級じゃないですか！ 散歩しにきてよかったーーー では手を合わせて、 「いただきます！」 あー美味い♡ もう少し食べますかね！ ジャーーーーーーー まじかまじか！！！！ 水かけられたら無理やん！ 諦めるか。 まあ、ちょっと食べれたからいっか！ 「ごちそうさまでし
木を切り倒され 俺はこーんな細く削られてしまったぜ これから俺は 【つまようじ】として生きていく なんかカッコ良くないか？ 【爪楊枝】 俺が歯の間に入るだけで 詰まって不快だった食べかすが取れて 壮快な気分を味わわせることもできる ハムときゅうりに刺すだけで お弁当に花を咲かすこともできる 今回俺はどんな使い方をされるんだろう？ と待ち続けて早３ヶ月。 俺の出番まだ？ 『ちょっとー！爪楊枝とってー！！』 おっ！！！ついに出番か？！ え？？？？？？？？？
太陽と月 光と影 なんて表現をされることがある 私自身、自分のこと「影」だなんて 思ったことはないの ただ誰かがそう言っただけ。 月である私は ただ『月』であるだけ 太陽の光によって 夜に私が輝いているように 見えるだけ だけね。 私は私。 三日月とか満月とか 見え方はあるけれど 私自身はかけてなんかいない みんなそれに気づいて欲しい あなた自身はあなた自身で どう見えるかで あなたが変わるわけじゃない 見え方が変わっても あなたはあなた
俺はサンマのジュン。 北海道沖で友達のタケシと どっちが早く泳げるかの競走中。 「おいっ、タケシずるいって！」 『海の中で同じ位置からスタートなんて無理だろ？！』 なんて日常のやり取り中 っっっ💦 「『おいっ何だよこれ？！』」 二匹は網に捕らえられてしまった・・・ 秋刀魚漁の船にガッサーっと入れられて たけしとも離れ離れ。 「タケシーーーーーー！！どこだよ？！」 何だよこれ！北海道の海より冷たい・・・・ い・いきが・・・・・ 一気に氷水の中に入れられ、意識が
私はメガネ。 右0.７５ 左０.８ 左だけ乱視も入ってる。 結構、あなたの事助けてるよね？ せめてケースにしまうとかさ してくれても良くないかい？ 週に１回でもいいから 磨いてくれても良くないかい？ まあ、期待はしていないけど… あの子いっつも私のこと放置 ポンって置きっぱなしにするから 「メガネどこー？」 って１日何回呼ばれるのかしら？ 返事してあげたいけど 私も寝てるのよね 毎日放置されてるけど 遠出するときは”必ず”連れていってくれるの♡ なぜならば・・・
