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輝きを取り戻す

【輝きを取り戻す】

靴磨きは、時代に合っている。

ファッションは買う行い、センスは買ったものの組合せ、及び選ぶ行為それ自体に宿るアイデンティティ、みたいなのは卒業せねばならん。

何故か。

職人が自身の道具を最大限使いこなせるよう手入れを怠らないように。

人間と道具の関係を考えたい。

スマホ、PC、道具にかけるコストやハードルは下がって、でも最大限使いこなすって何だ。
道具にぶら下がる人間。
ノースフェイスにニューバランス履けば、それなりの格好、もちろんそれはそれ。

しかし、神は細部に宿るというように、
例えば自分の仕事でいうと、爪の切り方0.5cmの違いで、肌に対する触れ感が変わるのと同じように、
磨いた靴、即ち意識は、足の先の先まで。
それはボンヤリとは対極で。
そういう風に生きる生きたいってのが、
つまるところ、
大人のおしゃれの振る舞いなんじゃないでしょうか。

サステイナビリティ、長く使うモノ。
日本の手仕事、革産業伝統の姫路。
職人西岡ぺこ氏のおかげで。

クローゼットに眠っていた革靴は
輝きを取り戻す。

靴は履かれるために作られる。
靴磨きが履くという行為を楽しくさせる。


before


after

兵庫県姫路市二階町32磨き座 継-HERITAGE-配送での磨きも行ってもらえます。


まだまだ履ける喜び


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