見出し画像

Piece on the Inside/WALKMAN/(K)Night Song

Piece on the Inside

自分の中にある塊をぶん投げる
パレット 白地のキャンバスを目掛けて
手が出ねえ目標や夢をどうするだとかふざけて
くだばれ 死ぬまでの一生 生まれねえ
命が踏まれて 戦争が終わらねえ
ディストピア に向かっていく世界止まらねえ
身の丈の生活 それで充分 かもしれないが 感じてる不自由
監視社会 隣人の目線 気付いて 奴隷
ジョージオーウェルの書いた1984から読め
南極の氷は溶け AIが問題を解く
ろくでもない労働と 無限に興味あるものを表示するリコメンド
その間の僕 どこへ向かう その奥 届く
大事なもの いのちインサイド また今日も 探す金塊を
深海で思考 言語 破壊される前に 紡ぐだけ 誰のため 知らねえな
溢れ出る水脈に ビート合わせ緊張 心臓誰にも手渡さないことを誓って
自慢できるようなものは何もないと謙遜
したとこではじまりは常に向かってるジエンド
浮かんでる 言の葉を 両手で掬って 祈る姿 神はどこだ
物語に包んで言いたいことを言うのさ
音は鳴り続けて君に勇気を与えるのさ
誰かのせいにして今を耐えるのか
KOされる前にこの声に応えるのか
権力や成功 上流を負かすことがヒップホップ?
勝者がいたら泣くやつもいる連鎖が貧困
AIがバグって正解がわからない
Ah 問いはまだ手放さない

inst,呼煙魔/Pieces on the Inside


WALKMAN

向かい風 力強く歩き出す
仕事後の高揚を落ち着かす 忘却と記憶の振り返り
繰り返し スニーカー蹴り出し 絵に描いた餅
じゃ終わらせない目標 近づく駅まではあと何キロ
スマホ再起動 使ってない脳みそ
燃焼する体脂肪 抜かしていく海外製のバイバイセコー 常に言語を作っては解体してく 生身の身体で相対してる 思考の先を掴もうと徘徊してる
耳に流れる音楽が体系化 wifiどこにだってある回線は 過去の偉人人生のパイセンは
今おまえがどこにいようが間違いない言葉をくれる
阿呆の詩人は言う 人生を愛せば
今おまえがどこに向かっていようが間違いない
それだけなんだ
止められなくなる 向かい風が追い風
夜のまち 一人歩く 続いていく問いかけ
思い出せん事が増えてまた一つ歳を重ねた
かじかんだ手 ポケットに 春の気配 探して
四季は巡る 色彩 地に足
短いライフ 36 折り返し未だにイキがり
リーバイスに古着のミリタリー
着ているものは変わらずに 変わっていく一歩一歩
ナビが示す進路 暗闇と蜃気楼
知らねえ婆の占いを信用 てめえに合わせピント
自販機で買ったBOSS握る手を温め
内省 陰と陽 自分自身と語らえ
分かっていくことに抗っていく
暖まっていく手 グーパー この五本の指で何だってできるそれはスーパー 実力は運か?
いや、今日の一歩だ多分な

inst,呼煙魔/Bad Sleep


(K)Night Song

生まれついた現在の足跡に脅えている
過去の偉人から言葉を借りていく
ありふれた風体 で何に挑んでいるの
かもわからずに また時は過ぎていくよ
無数の遺伝子ってやつが 存在を構築
もっと大きく なれるように上を向く
捨てるほうが難しい可能性も愛も
NightにKを足す 一日にOKを出す
までは眠れないめくれないカレンダー
ラベンダーの精油垂らし芳香浴の抱擁
冒頭という名の朝に戻る 否 新しい一日がはじまりを告げる
書きかけのやり残し 人生は過程だ
俺だけの精神で探し出すテーマ
絵描く下手くそな筆致で雲を浮かべて
令和も六年 月夜に謡って
ふざけてる他人から見たら どうでもいい
自由を求めてる尊厳と意志
冒険と美はセット 根源のみ 死と生 射止める
全て予定通り NO
無駄なものかき集め書き殴る一文
未知数で満ちる ビビるならやめろ
意味不明期日ねえmixし息しろ
覚悟決め三つ数えるミッション
辛抱するヒーロー進歩する日毎
生まれは団地で育ちは貧乏
ピント合ってねえ半生 大事にした反省
未完成の自分やりきった時こそ完成
駄目になるくらい挑め 負けから認められる
捨てては拾え その広げた手広げた眼
好きを頼りに挑めばええ

inst,呼煙魔/Night Song

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?