手塚

こんにちは。手塚といいます。 ずっと人事をしていましたが、今の会社ではキャリアに悩む方…

手塚

こんにちは。手塚といいます。 ずっと人事をしていましたが、今の会社ではキャリアに悩む方のご相談をお聞きしたりしています。今年8歳の女の子と、6歳の男の子の子どもがいます。 常に悩み、常に迷っていますが、まあまあ楽しいな、という毎日を送っています。

最近の記事

千切りではない人参を、君が思い出す頃に。

 僕は、元々は料理をするのが好きだった。煮しめの人参は輪切にして、五角に辺を取る。それぞれの辺の真ん中に切り込みを入れる。意外と勢いよく深く切り込んだ方が上手くいくと学んだのは、3つ目のねじり梅を作り終えた時だ。五角形の頂点から、花びらを模るように切り込みへと丸く弧を描いて削り取る。表裏を反対にして、左右対称にまた削り取る。漸くの思いで出来た飾り切りは、最初に切り出した輪切からは随分と小さく見える。何事も取捨選択なのだ。テレビから流れている年末の特集番組をBGMにしながら、僕

    • - 手塚、小説を書くようになりました - DesignshipDoの学びシリーズ #まとめ

      # これはなにこんにちは。手塚といいます。 私は2023年の7月から9月の三ヶ月の間、第三期Designship Doという実践型のデザインスクールに参加していました。そこでの学びや忘れたくない感覚を(毎週!…ではなくなってしまいましたが)書きとどめておこうと思います。 講義の内容や資料を載せるというよりは、思考の発散をして、それを書いているメモ帳のようなものです。 ※なので、このnoteに書いてあるのは全て一個人の意見であり公式の見解ではありません。正解も不正解もなく、「

      • 「思考停止が『悪意』を生む」DesignshipDoの学びシリーズ #4

        # これはなにこんにちは。手塚といいます。 私はいまDesignship Doという実践型のデザインスクールに参加していて、そこでの学びや忘れたくない感覚を毎週(毎週!)書きとどめておこうと思います。 講義の内容や資料を載せるというよりは、思考の発散をして、それを書いているメモ帳のようなものです。 ※なので、このnoteに書いてあるのは全て一個人の意見であり公式の見解ではありません。正解も不正解もなく、「こう考えました」というものです。 # 7/22の内容 # 今回の気

        • 「事業における『正論』は敵か味方か」DesignshipDoの学びシリーズ #3

          # これはなにこんにちは。手塚といいます。 私はいまDesignship Doという実践型のデザインスクールに参加していて、そこでの学びや忘れたくない感覚を毎週(毎週!)書きとどめておこうと思います。 講義の内容や資料を載せるというよりは、思考の発散をして、それを書いているメモ帳のようなものです。 ※なので、このnoteに書いてあるのは全て一個人の意見であり公式の見解ではありません。正解も不正解もなく、「こう考えました」というものです。 # 7/16の内容 # 今回の気

        千切りではない人参を、君が思い出す頃に。

        • - 手塚、小説を書くようになりました - DesignshipDoの学びシリーズ #まとめ

        • 「思考停止が『悪意』を生む」DesignshipDoの学びシリーズ #4

        • 「事業における『正論』は敵か味方か」DesignshipDoの学びシリーズ #3

          「課題解決は、『態度』を自覚する所から始まる」DesignshipDoの学びシリーズ #2

          # これはなにこんにちは。手塚といいます。 私はいまDesignship Doという実践型のデザインスクールに参加していて、そこでの学びや忘れたくない感覚を毎週(毎週!)書きとどめておこうと思います。 講義の内容や資料を載せるというよりは、思考の発散をして、それを書いているメモ帳のようなものです。 ※なので、このnoteに書いてあるのは全て一個人の意見であり公式の見解ではありません。正解も不正解もなく、「こう考えました」というものです。 https://do.design

          「課題解決は、『態度』を自覚する所から始まる」DesignshipDoの学びシリーズ #2

          「デザインは孤独になってはだめ」DesignshipDoの学びシリーズ #1

          # これはなにこんにちは。手塚といいます。 私はいまDesignship Doという実践型のデザインスクールに参加していて、そこでの学びや忘れたくない感覚を毎週(毎週!)書きとどめておこうと思います。 講義の内容や資料を載せるというよりは、思考の発散をして、それを書いているメモ帳のようなものです。 ※なので、このnoteに書いてあるのは全て一個人の意見であり公式の見解ではありません。正解も不正解もなく、「こう考えました」というものです。 # 7/1の内容 # 今回の気づ

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          手塚が考えるキャリアマネジメントのメモ

          # これはなにこんにちは。手塚といいます。 自分がチームマネジメントを担っていた頃に、メンバーのキャリアをどうステップ付けして自己実現していくことに伴走していたのかを改めて考える機会があり、これはそのメモ書きになります。 これだけが正解というわけでは勿論ないのと、過去私が在籍した企業のオフィシャルな内容ではないので、一個人の考えとして、読んでくださった方の引き出し作りに寄与できれば幸いです。 ## 伝えたいこと ## こんな人は読むといいかもしれない # 基本の考え

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          「タピオカ」の為に転職しましたという話

          因みにタピオカは特に好きではなく、ただの例えです。 こんにちは、手塚といいます。いまはマネーフォワードという会社で採用を主な職務として働いている人です。 何で手塚って転職したんだっけって話と、今の職務、そしてこれからできると良いなぁという話を今年の振り返りも兼ねて、書こうと思います。9月に転職して3カ月も経っちゃったけど。 # なんで転職したの自分の仕事をする上での行動原理は「自分の子どもが恩恵をうける社会を作る」という事でして、その為にも前職で仕事をしていました。 前

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          サカナクション縛りで呪術廻戦のイメソンを考えた

          # これは何?こんにちは、手塚と言います。 私は呪術廻戦という漫画がとても好きで、隙あらばその登場人物の魅力を自分なりに考えたり考察したりしています。 今回はその解釈の幅を広げてやろうと思い、同じく大好きなサカナクションというアーティスト縛りで、各キャラのイメージに合う曲を、独断と偏見で選んでみました。 両作品の一ファンの一解釈として、暇つぶしにでも読んでもらえると嬉しいなぁと思います。 ※『呪術廻戦』単行本16巻までのネタバレを一部含むことがあります※ ※当然、各公式機

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          『望まない離職』とは、誰にとっての何であるかということ

          # これはなに?## 『望まない離職』とは何か こんにちは。手塚といいます。 みなさんは、離職というものを聞くと、どんなイメージがわくでしょうか。 色々な感想があると思いますが、100割ポジティブ!なイメージを持つ人は少ないのではないでしょうか。 寧ろ、離職は寂しく、企業にとっても損失で、本人としても諦めのような部分を伴う、のようなネガティブなイメージを持つ人もいると思います。 実際に、『もっと働いてほしかった』、『もっと働きたかった』そのような気持ちを持ちながらも離職

          『望まない離職』とは、誰にとっての何であるかということ

          最高の採用は、あなただけでは無理であるということ

          # これはなに?## 採用アドベントカレンダーの10日目 こんにちは。手塚といいます。 数々の名だたる猛者of採用の皆様にまざり、10日目を担当させて頂きます。 私が働く会社はリテンションマネジメントという、働き続けられる環境を作る事業を営んでいます。 そのような環境を作る上でのスタート地点がまさにエントリーマネジメント=採用になる訳ですが、リテンションを見据えた時に「もっとこうした方が良いな」と、強く思うことがいくつかあり、せっかくの機会なのでそれを認めたいという気持

          最高の採用は、あなただけでは無理であるということ

          ガチ勢が選ぶ『夏に聞きたいアニソン・ゲーソンBEST7』

          # これはなに夏といえば、幼少期から引きこもった人生を送ってきました。テレビでアニメか、ゲームか、ネトサ。そんな十数年を過ごした今でも、夏になると繰り返し聞きたくなる音楽たちがあります。 在りし日の思い出を言語化するとともに、自分のただただ滾る音楽と気持ちを認めてみようと思い、書いています。 ## こんな人は読むと良いかもしれない ・ひまである。 ・音楽が好きである。 ・アニメが好きである。 ・ゲームが好きである。 ・夏と言えば、海より山より魚を家で食べる派である。

          ガチ勢が選ぶ『夏に聞きたいアニソン・ゲーソンBEST7』

          『巻き込む力』について考えてみたこと

          # これはなに世の中には一人だけで完遂できるお仕事もあれば、他の人や部署、他社や社会そのものと一緒に行わないと、できないお仕事もあります。 一人でできることは高々知れていて、その人の成果にレバレッジを効かせるため『人を巻き込む力』はとても大事だと考えます。 今回は、今まで色んな人の力を借りて成果を出してきた自分の経験を振り返り、人を巻き込むために大事だと考えることを記載します。 ## こんな人は読むと良いかもしれない ・一人で仕事をするのが辛く、大変になっている。 ・

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          白田さんが考えた『リモートワークwith家族』ガイドラインのこと

          # これはなにOKANの労務担当である白田さんが考えてくれた、リモートワークをご家族(特にお子様と介護が必要な方)がいる中で行うガイドラインについて、説明しています。 また、ガイドラインだけではなく、そこに込めた会社の想いや背景も記載しています。 緊急事態宣言が解除されても引き続き感染防止であったり、会社の事業運営上リモート勤務を今後行う会社もあるかもしれません。 ただのリモート勤務と、ご家族がいる中でのリモート勤務は同じようにいかないことが多々あります。 今回は、ご参

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          『当たり前』が『特別』になった世界で考えること

           その日の夜、私はキングダムの三週目を終え、高揚感と少しの刹那感(寂しさにも近い)を覚えていた。命とはいつどのように消えるのか分からない。歴史に名前を遺して死ぬこともあれば、自分が死んだかすら理解できないまま潰えることもある。  ふと、(そういえば私も、そうなのだな)と久しぶりに思い出した。当たり前のように今が続くと感じている中、明日目が覚めない可能性だってある。自分は大丈夫なんてことは、全くない。  横に眠っている二人の子どものこれからの人生で、私の与り知らない世界ができ

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          採用担当が思う「責任と自由」の話

          # これはなに ## 採用担当の発言に自由はあるべきか 忘れられない面接、が私はあります。面接というよりは、面接でされた忘れられない質問かもしれません。 そのことについて、最近考える機会があったので、テキストにしました。 採用担当としての過去の反省談と、候補者としての過去の経験談をもとに、『発言の責任と自由』について書いています。 ## 伝えたいこと ・面接は、一生の忘れられない経験になり得ます。 ・でも、変に畏るのではなく、フラットでオープンであること、そ

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