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職場に不満・辛いことは100%つきものだけど、○○があるうちは辞めないと思う。

さて私、会社員人生で3度の転職と、2022年~23年には休職・復職を経験し、ちょっとは大人になったかもしれない。

それでちょっと、今の私の職場や職歴についてなど書いてみる。

これを読んでいるどこかのあなたは、今の職場や働き方が好きでしょうか?

けっして大そうな経験ではないうえ
「当たり前じゃない?」という話しも多いかもしれませんが、この当たり前が欠けている場所・状況、意外と多いのでは?と思っています。
あなたが「ここじゃないかも」と思った時、次のアクションを決める何かの参考になれば嬉しいです。

結論

どこの職場でも、「え、辛い!!!」
と思うことは五万とある。
どれだけ場所を移ろうとも150%ある。
旦那さんは私と違ってフリーランスだけれど、会社員と変わらずある。会社員の場合、そんな時1番簡単なのは「職場を変える」というリセット方法かもしれない。でも毎回辛いと思うたび職場を変えていくというのも落ち着かない。キャリアも描きにくい。
だんだんと他者への自分の売り込みの仕方も難しくなる。
※でも1つの場所にずっと長くいることが、必ずしも良いとは全然思っていません。

今の職場は勤めて8年目になるけれど、もちろん何度か「え、辛い!!!」という壁にぶち当たってきました。休職も、復帰後の辛さも味わいました。
それでも辞めずに、まだここで頑張ろう!と思っている理由は、第1に社長をはじめ「辛い状況に、手を差し伸べてくれる人が複数人いる」から。
一緒に働いている人の多くを私はとても好きでいられています。
そして「お客様さまへの提供価値/売り物に自信を持てる」「理念・ビジョンに共感して乗っかれている」からです。

転職を繰り返すなかで、長く快適に働くために大事だなと思った項目は

「理念・ビジョン」
「お客様への提供価値/売り物」
「労働環境」
「一緒に働く人」※特に社長やリーダー
「仕事内容」
「評価」
「給与」

あたりだと思っていて、
すべてが完璧な場所はない。
バランスが取れるかどうかは大事。補い合っていれば◎と思います。例えば「人」の問題は必ず起こる。でも相性はあれど「もう大っ嫌い!あり得ない!」みたいな人は居ませんし、
実際のところ、ちょっとくらい居ても問題はないと思います。笑
人が健全に移り変わりながら形作られるのが会社や社会というものだし、程よく距離を保てればよし。

あらゆる人が手を差し伸べてくれる環境であれば、
「労働環境」「一緒に働く人」「仕事内容」「評価」「給与」は、結構変えられる可能性を秘めているなと思います。

全部が完璧なことはいつまで経っても多分ないけれど、健全さを求め、働いている集団であることはすごく大事です。
その努力を惜しまない経営層やリーダーがいてくれれば私は一緒に問題解決しよう!と思えるタイプ。

今の社長が陰ながら努力を重ねていることを私は知っているし、10名規模から70名以上の規模になっても変わらず社員との会話やランチの予定を、すき間をぬって入れていることも知っています。
そして直属の上司として立ってくださった方はとても尊敬できるし、いつでも私の頭にかかる霧や靄をスーッと流してくれ、なんでも相談できます。

ただし、「理念・ビジョン」「お客様への提供価値/売り物」については違うかも…と思う時に、その場にい続けることは至難の業……
かもしれません。あくまで個人的な体験からです。

お茶でも飲みながら、整理。

経歴と、過去在籍の会社に感じたこと

私は新卒で入社した会社を1年と1か月で、
2つ目の会社を5ヶ月で、退職しています。
もともと学生のころもアルバイトが嫌いだったし
私は社会不適合なんじゃないかと思ったくらいのスピードだと感じます。それでも理想の暮らしと自立、存在価値を求め3度目の正直で今の職場に入社を決めた時、面接では一生懸命凛々しくしても、内心不安でいっぱいで、でも今度こそ、それなりに続けて働きたいと思っていました。
それから7年以上勤めていて、フィットしています。
私にとっては嬉しいことです。

※以下1社目・2社目を悪く言いたい訳ではなく、事実を記載します。学ばせてもらったことは数多く、今の私をつくる大事なピースです。

1社目--------------

1社目はフランチャイズ店舗を20以上経営する本社で、社員数は12名程度とかなり小規模。
昔から、小規模のグループ内で輝く(?)私にとって快適な規模感で、評価もいただき新卒のお給料・ボーナスとしては満足度の高い内容でした。それなのに1年で辞めてしまった。
「お客様への提供価値/売り物」「給与」「評価」は〇だったけれど、「環境」「一緒に働く人」「仕事内容」が問題でした。ちなみに「理念・ビジョン」は言語化されていませんでした。

環境:
私の代が初めての新卒だったが、育成環境が整っていなかった。そのため社長が毎日先輩を怒鳴る日々、内容もだんだんエスカレート。
全員に休日出勤を強制するなど「根性論・精神論」が強め。それ自体は、私は完全に拒絶するほどではないものの健全ではない感じ。
職場内での不倫を隠す気もあまりない役員2名と、それを当たり前とする風潮。人生色々だけど、こんな大人に教えを乞うていいのだろうか?
と疑問は常にありました。

一緒に働く人:
家族ではないのに「家族経営」のよう。社長の言うことが絶対という空気から、本当の意味での相談や対話、ヘルプを貰う関係にありませんでした。
「20代のころから精神安定剤や睡眠薬を飲みながら働いてきた!」「だからこれだけの規模の売上を立ててるんだぞ」と話す社長を、当時は「やっぱり仕事って大変なものなんだ」と素直に尊敬し、聞いていたものの、怒りばかりが全面に出ていて、物事が改善されそうにない。
経営ビジョンや計画などはすべて社長の頭の中。誰も追いつけず「真剣に考えてない」と言われても自然と皆、自分を責めるように。

仕事内容:
もともと採用時に話されていたクリエイティブ関連の業務は社長の満足を得られず、営業が向いてると2か月後には違う業務に変更。できることで貢献する考えはあるし、やりがいは見つけられる。
しかし最初のうちに「お前に広告のセンスはない」と言われ自信は喪失。

今では懐かしく、ためになった経験たち。

2社目--------------

クリエイティブ職は向いてないと、ぽっきり心を折られ、とにかく脱出と自立を最優先に職を探し、テレアポ業務の会社へ。
こちらも小規模人数で、誰も怒鳴らず、一切の残業もなく、評価もよく、さっぱりとした人間関係でした。それなのに1社目より短く5ヶ月で退職しました。
「環境」「一緒に働く人」「給与」「評価」は〇だったけれど今度は「お客様への提供価値/売り物」「仕事内容」が問題に。こちらも「理念・ビジョン」は言語化されていませんでした。

お客様への提供価値/売り物:
シンプルに、とある商材を取り扱っていたけれど、そのもの自体を、私が「本当によいもの」と人にご紹介できなかったのが理由でした。
社内では「お客様のために」という会話ではなく「売上・利益」に合わせてお客様を動かすと言った考え方で会話がされるのもあり、喜んでお勧めしたいという気持ちが下がってしまいました。

仕事内容:
こちらもシンプル。毎日決まった仕事を繰り返すということが私はとても苦手で、楽しみを見つけにくかったこと。私は「自分で作り出し、誰かに発信する」ことが好きだと分かりました。

事業内容というか、売り物に共感し乗っかることができなくなり、ここから関係性を築き、仕事内容を相談して改善する……というパワーをかけられませんでした。これは完全に、入社時に私がもっと理解と検討をしていれば良かった話でとても反省したことでした。

おわりに。

そんなこんなで出会った今の会社は、バランスを何とか保ちながら苦しい時にも手を差し伸べてくれる人の存在が大きく助けになり、続けられていると思います。先は分からないので、いつか会社員という働き方ではない選択をするかもしれないけれど、
「世の中にいい事」が出来てる自分でありたいですね。

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