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子宮内膜症とチョコレート嚢胞について

これまた生々しい病名ですが。。
妊娠前に判明した、子宮内膜症と卵巣にできたチョコレート嚢胞について書いていこうと思います。


内膜症は不妊の原因になりやすい?

前の記事にも書きましたが、結婚後3年経っても子宝を授からなくて、自分自身高齢化が進んでしまったので、婦人科に行って検査してもらいました。
すると、私は子宮内膜症と片方の卵巣にチョコレート嚢胞というものができていることがわかりました。

それまで、病気らしい病気になったことがなく、両親も大きな病気がなかったので正直ショックでした。
そして、ネットで病気について調べていると、子供を授かることは難しいかもしれないと感じてしまいました。

もちろん、内膜症があっても妊娠された方もいらっしゃいますし、改善されている方もいます。
でも、ネガティブな記事が目についてしまい、もう妊娠は無理なのかも、とかなり落ちこんてしまいました。

確かに、毎月の生理痛が重めでしたが、友達ではそういう日は休むしかないという方もいたので、そこまでではないと思って、なんとか毎月凌いでいました。

しかも、卵巣の中に内膜ができてしまう病というチョコレート嚢胞も見つかったことで、卵巣がダメだったら妊娠は不可能では、と感じてしまいました。
先生には、それでも妊娠した人はいるし、きれいな卵巣もあるのだから、可能性はあるよと励ましていただきました。

治療法について

改善するために行ったことは以下の通りです。

  • 漢方薬を飲む

  • 体を温めるため、お風呂は必ず湯船に入る

  • ストッキングは履かずに、靴下の重ねばきをして、歩きやすい靴を履く

  • 寝る時は湯たんぽを使って足を温める

  • 砂糖や小麦の食品をなるべく摂らない

  • ジュースは飲まない、お菓子も食べない

  • 食品添加物が多いものは食べない

  • 冷たい飲み物は飲まないで、白湯などを飲む

  • 睡眠時間をたっぷりとる

  • スマホやPCを利用する時間を最低限にする

  • 寝る前はスマホの電源は切る(Wifiと通信の接続だけでも切る)

  • 自分が楽しめることに取り組む

一番は、漢方薬がよかったのだと思います。生理が一気に楽になりました。
かつ体を温めるようにして、経血の調子がよくなることで、卵巣の腫れもひいていきました。

具体的にどんな漢方薬を飲んだのかというと、、、
イスクラ薬局さんで相談して、病院での治療の様子も全て伝えて処方された
婦宝当帰膠と参茸補血丸などを、時期によって分けて飲みました。

(※ ご注意 : 
漢方は人それぞれ状態によって出される薬が異なりますので、必ず漢方薬局の先生とご相談の上ご購入いただくのがよいです。)

ストレスが溜まらないように、やりたいことはなんでもやってみました。
習っていた茶道のお稽古を楽しんだり、観に行きたい写真展を見にいったり、行ってみたいカフェでのんびり過ごしたり。。。

赤ちゃんをお迎えできないかもと泣いた日もありましたが、その分できることをやってみる。やってみたいことをやってみる。
その上でダメなら仕方ない。と、ある意味開き直りました。


妊娠が判明して

そんな生活を半年くらい送ったところで、妊娠が判明しました。
黄体ホルモンが弱めということで、黄体期にホルモンの注射を受けに行きました。
筋肉注射なので結構痛いですが、その時だけなので頑張って耐えました。

先生曰く、チョコレート嚢胞があった方の卵巣から排卵された卵が着床したようだということで、少し心配でしたが、問題なく発育していきました。


産後の経過

産後、私は授乳を3歳まで続けたのですが、途中出産1年後くらいで生理が戻りました。
その際に検査で診てもらったところ、5cmまで大きくなっていた嚢胞のあった卵巣は、約3cmまで小さくなっていました。だいたい標準サイズとのこと。
影も特にないということで、ほぼ治癒という状態になっていました。

息子が産まれてくれたことで、私の体の不調も治ることができました。
その間、生理が止まり、血行もよくなっていたので、悪いものは排出できたようです。

その後、会社の人間ドックなどでも引っかかることなく、今に至っています。
嚢胞が癌化することもあるという記事も読んだので以前はビビっていましたが、今はいろいろとのびのび生活していますし、体のお疲れ信号にも反応して早めに休むようにしているので、ほとんど問題ありませんでした。

息子に、私のこの病気について一度話したことがありましたが、
ともくんのおかげで、ママの病気が治ったんだよ! というと、
知らなかったー よかったね! と喜んでくれました。

まとめ

  • 生理が重めかもと思ったら、早めに婦人科を受診しましょう

  • 婦人科系の病気は、ストレスが原因のことが多いです
    考えすぎず、悩みが溜まったら、プロのカウンセラーに相談しましょう

  • 医師の指導が一番ですが、漢方もおすすめです
    漢方はきちんと相談できるお店で購入しましょう

  • 内膜症や卵巣嚢腫があっても、妊娠は可能です
    体を温めるように心掛けて、リラックスして生活を楽しみましょう


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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