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あくまで、キッカケは②〜小さな体で大きな夢(?)をかなえた話〜

こんばんは。
ちっちょ@OIです。

今日からまた、私が障害者としての自立生活を確立するまでのお話しをしたいと思います。


あくまで、キッカケは

高校3年生の時の担任から突如「推薦入試で大学受験をしてみないか?」と持ちかけられ、私は戸惑いを隠せませんでした。

私にとって高3の担任の先生は「とにかく生理的に無理」という相手だった為、とても彼の言う事を聞く気になんてなれませんでした。

ただ、その時の私には、とてもショックな出来事が同時並行で起きていました。


それは、大好きな先生が離任してしまった事です。


その人は中学生の間の3年間、同じ学年にいた臨時教員の方で、かなりお恥ずかしい話ですが、大好きを通り越してリアコ(リアルな恋)のレベルで好きでした。

高校3年生になった途端に訪れた突然の別れ。

いつのタイミングで離任されるかはわからないので、毎年春になるとその先生の辞令が気になってドキドキしていたものですが、まさか私の卒業まであと一年というタイミングでその時が来てしまうとは・・・。

絶望感をエネルギーに

離任した先生との別れは、当時の私にとって大きな喪失感を与え、経験したことのないレベルのショック状態がしばらく続きました。

担任の先生の交代と言い、
大好きな先生との別れと言い、
高3の幕開けは私にとって未だかつてないほどのアンラッキーイヤーとなったのです。

ただ、私のリアコ(笑)は所詮“憧れ”から来ているものというのも薄々は自覚していました。

自分自身のこれからの事を考えたら、いつまでもこの悲しみに浸っている場合じゃないという事も理解はしていました。

でも、理性だけでは感情のコントロールはなかなか難しいもので、何にも刺激の無い日々を過ごしていては、この悲しみを断ち切れそうにもなく・・・。


そこで私は考えたのです。


この絶望感を、どうにかプラスのエネルギーに変換できないだろうか、と。


よく「ピンチをチャンスに」と言う熱い言葉を耳にしますが、当時の私にとって大学進学という進路は大してチャンスと言える程のものでもありませんでした。

だって、元々は「大学に行ってまで勉強なんかしたくないもんねー」と言うスタンスだったので(笑)

だけど、とにかく今の自分の全てをブッ壊すレベルの行動を取りたい。

ぶっちゃけ、ただそれだけだったんです。

それだけで受験勉強を始める事にしました(笑)

割とアホなんですよね。


そんなこんなで、これが私の今の生活の全ての始まりの物語なのでありました・・・。

補足&高3の担任へ

補足になりますがこの話のタイトルにあります「キッカケ」については、担任の交代ではなくあくまで大好きな先生との別れだったのです。 

勿論、大学進学が養護学校の生徒にとっては相当ハードル高めの進路であるにも関わらず、私なら成し遂げられると信じてくれた(?)高3の担任の先生には、今となっては本当に感謝しかありません。

この場を借りて感謝を申し上げたいと思います。
先生、本当にありがとうございました。



今日も読んで頂き、ありがとうございました。

明日もどうぞよろしくお願いします✨


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いつもスキ❤本当にありがとうございます!

過去のお話はこちらのマガジンに纏めていますので、お時間のある時に読んで頂ければ嬉しいです!

なお、私がnoteを始めたキッカケ(笑)の福祉実践教室についての活動記録もマガジンに纏めています。

興味のある方は是非読んでみて下さい!

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