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本当の『自立』とは・・・?~小さな体で大きな夢(?)をかなえた話~

こんばんは。
ちっちょ@OIです。

本日の記事、いきなりですが「敗北宣言」しておきます(笑)

自ら今日のテーマを決めておいて言うのもなんですが、こんな重いテーマのお話しを完璧に書き切れる自信、全くありません!

「完璧に」なんて言ってしまうと、今までの投稿も完璧だったか?と聞かれたら、駄作もいい所ですけどね・・・。
 

じゃあまぁ、いっか。
(いいんかい)



ある程度・・・・は「自立」出来た

2013年の年明けにアパートを契約し、荷物の運び出しや相談員さんとの自立支援の契約、ヘルパーさんの手配等を全て整え、2013年3月からついに一人暮らしがスタートしました。

一人暮らしを始めたばかりの頃はヘルパーさんへのレクチャーを母がしてくれていた為、一か月程度はアパートで母と二人暮らしの状態でしたが、その後については完全にヘルパーさんのみの介護で一人暮らしをしつつ、会社に通う生活を手伝ってもらうようになりました。

なので、実質本当の意味で一人暮らしを始めたのは2013年4月頃からになります。

一見、親の手を借りずに生活できてて自立してるように見えますが実はこれ、完全に「自立」出来たと言い切れるかと言うとそうでも無いのではないかと、私自身は感じています。


あくまで「○○時」の範囲

私が自立生活を確立できているのは、あくまで「○○時」の範囲だと思っているのですが、何が当てはまるかわかりますか・・・?



答えは「平常時」の範囲です。



障害があろうと無かろうと、人間だれしも長い人生を送っていれば非日常的なトラブルが起きてしまうものですよね。

当然、私にも非日常的なトラブルが起きてしまうのですが、時と場合によってはヘルパーさんでは対処してもらえない場面も出てきてしまうのです。

私が一人暮らしをしている中で初めてそういう危機感を覚えたのは、インフルエンザにかかった時でした。

利用者が感染症にかかった場合についての対応は各事業所によって様々ですが、最悪の場合「サービスに入れません」とお断りになるケースもあります。

「冷たい」と一言で突き放すことは簡単ですが、ヘルパーさん達も単に私の支援に入るだけでなく別の利用者さんのご自宅へも訪問されるので、その方々への感染リスクを主張されたら、こちらも文句は言えないのですよ。

知らぬが仏とはよく言ったもので、私が健康な時にヘルパーさんが私への支援直前にもしも流行り風邪にかかった利用者さんの所へ行っていたとしたら・・・?

多少は警戒してしまいますよね、逆の立場で考えれば納得の話です。


私のような利用者の場合、現時点では遠方に家族が居る為「なるべくならご家族様に来て頂いて・・・」となりますが、その前提もいつかは失われてしまうので、先の事を考えるとカナリの悩みどころです。

事業所さんにもよりますが「どうしても」という状況であれば時間を短縮して完全防備で最低限の支援を行うという対応をされる所もあるので、なんやかやどうにかなると良いなとは思っていますが、確証はありません。


感染症だけに限らず、万が一震災が起きたら・・・?と言うのも、これに関してはもはや私自身がダメなんですが、実はほぼ何も考えてないのです😅

まぁ、そんときゃそん時かな・・・って感じです。

課題に向き合おうとしていないワケでもないのですが、良策がなんっも思い付かなさ過ぎて放置!っていう状態です。

どなたか良いお知恵があればご教示頂けますと幸いです・・・。


なんやかや「先が読めない」生活

正直、自立生活の非日常って、先に述べた感染症や天災による自然現象の要因だけでなく、ヘルパーさんのリタイアも日常を脅かす十分なリスクと感じます。

2カ月も3カ月も前からリタイアの予告をして頂けるのは本当に有難い限りなのですが、時には「来月から来られない」と言われたり「うちの事業所からは後任のヘルパーが出せないので撤退します」もザラですから、ヘルパーさんの穴埋めミッションが発生すると本当に肝が冷やされます。

ほんっとに居ないんですよ、ヘルパーさんって。

相談員さんのお力添えを頂きながらこれまで10年間なんとかやってきていますが、妥協せざるを得ない決断を迫られる事だってあります。

具体的に話すとリアル過ぎてドン引かせたらゴメンナサイなんですが、お風呂に入れるペースを減らさなければシフトが埋まらないという事も出てきたり、ホント色々と大変なんです。


私が思う「自立」とは・・・

以前、noteとTwitter双方をフォロー頂いている方のコメントを見て物凄く腑に落ちた気付きがありました。

「自分でなんでも出来るが自立だと思っていた」・・・

気付いて頂けて有難いですね。

だって・・・

自分で何でもできる事が「自立」だとしたら、私たちは一生自立が出来ないという理屈になってしまいますからね(笑)

いかに多くのヘルパーさんなり職場の方なり、身近な協力者を巻き込みながら社会で暮らしていくかという事を、私は常に真剣に考えています。

正直、私の性根はロクな人間ではありません(笑)

ですが、多くの方を巻き込みながら心身共に支えてくれる人を増やしていくことが出来なければ、私は自立できないと思っています。

それを心底理解した上で、人から信頼される人間である事と、人に迷惑をかけない人間である事を常に意識しています。

時にはルーズな面が露呈し、事業所様に迷惑をかけてしまう事もありますが、そういう時は誠心誠意謝ります。

そのおかげで、今は7社の事業所様(今月1社減った・・・😂)を利用し何とか生活が成り立っています。

事業所様の数が多いのもまたデメリットな部分があるのですが、選択肢が多いという意味ではメリットになっている部分もあります。

関係性の構築もなかなか大変ですけどね(笑)


実際、トラブルなどについて課題感を残しつつはあるものの、その時その時でどう対処していくかを適切に判断し、持続可能な生活を確立できるようになる事もまた「自立」の一つなのかなぁと、私自身はそう思っています。


と言う訳で・・・


俺たちの旅はまだまだこれからだぜ!!!


と、ジ○ンプで連載打ち切りになった漫画の最終回ラストシーンみたいな台詞でまとめてしまいましたが、私の自立生活はまだまだ発展途上なんですよ、というお話しでした。

一旦、こちらのマガジンについては今回を以て締めたいと思いますが、今度は一人暮らしの経験をお話しする為の新シリーズを考えようと思います!

どうか、お付き合い頂けましたら幸いです🍀


今日も読んで頂き、ありがとうございました!

明日もどうぞよろしくお願いします^^

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••┈┈┈┈┈┈┈マガジン紹介┈┈┈┈┈┈┈••

自立生活の確立までについてのお話はこちらのマガジンに纏めていますので、お時間のある時に読んで頂ければ嬉しいです!

私がnoteを始めたキッカケ(笑)の福祉実践教室についての活動記録もマガジンに纏めています。

興味のある方は是非読んでみて下さい!

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