【就活】2021年卒は決断を急ぐな!

今日のテーマは就活の最後の決断、「入社する企業を決めるタイミング」について書いていきます。
2020年卒までの就活は基本的に「早く行動した人が勝てる」ものでした。
夏以降になると企業の採用活動がどんどん終了していき、学生の選択肢はどんどん減っていく、ということがこれまでの流れでした。

が、2021年卒はこれまでとは全く状況が違います!
特に、小売業・飲食業・サービス業などで、特に店舗ビジネスの会社を中心に就職活動している方は絶対に決断を急いではいけません!

2020年3月31日現在、店舗を営業もしくは教室を開講している企業は例外なく、軒並み大幅に売上を落としています。それも不況というレベルではなく、”これがあと何か月なら持ちこたえられるか”という存続レベルの話です。
つまり、新型コロナウィルスの収束が見えない状況の中、就職先を決定した瞬間に次のようなリスクが生まれます。
・入社しても、瀕死の状況で給与アップやボーナスが見込めない
・入社したが、すぐに倒産してしまった
・入社直前で内定取り消しになってしまった
・入社前に会社そのものが倒産してしまった

学生の皆さんは”会社はそう簡単に倒産しない”と思い込む傾向が強いですが、はっきり言って会社は簡単に倒産します。
しかも、この状況はいとも簡単に吹っ飛ぶレベル感です。

この状況で、
「早い段階で就職先を決めて就活を終了させてしまう=入社する来年の4月までその企業の業績と心中」を意味します。
働いてすらいないので、業績改善に貢献することもできません。
祈ることしかできません。

逆の立場で書きます。
今、上述の会社は早いタイミングで内定を出せる状況ではないです。
このままの状況が来年まで続くと会社がなくなるレベルだからです。
なのでほとんどの会社は2021年卒はコロナの収束次第となります。
企業側も採用したい学生がいてもそう簡単に内定を出せず、ギリギリまで状況を見極める展開が予想されます。
そういった意味でも、2021年卒の就活は最終決断を遅くすることが企業・学生双方のためでもある、と言えます。

ということで、今日の結論は
2021年卒の就職活動(小売業・飲食業・サービス業系)は決断をギリギリまで後ろ倒しにする!最後の最後まで企業の選択肢を持ち続けられるような活動をすべし!

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