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BRSO 28.09.23 コンサートの記録:サイモン・ラトル指揮バイエルン放送響(ミュンヘン・イザールフィルハルモニー)

9月28日、ラトル指揮バイエルン放送響(BRSO)のコンサートを聴きました(ミュンヘン・イザールフィルハルモニー)。
ラトルが首席指揮者に就任して2回目の定期コンサートでした。




メイン・プログラムはマーラー《交響曲第6番〈悲劇的〉》。

ちょうど7か月前に、ヴィオッティ指揮のミュンヘン・フィルで同じ曲を聴きました。→

プログラム。

同じプログラムを連続3日、ゲネプロをあわせると合計4回。
バイエルン放送響は放送局所属のオーケストラなので、録音も放送もあります。

ラトルは暗譜で指揮。
超ド級の指揮者が超ド級のオーケストラと演奏。
演奏開始直後からこちらも集中、あっという間の80分、すごいコンサートでした。

ところで、上記の以前のブログにも書きましたが、《マーラー6番》には巨大なハンマーが登場します。
ハンマーの炸裂音に、ビクっと体を動かす人、椅子から飛び上がりそうに驚く人がいて、眠っていたのか、きまり悪そうに周囲を見回したりしていて、ここでは聴衆の姿が目に入り、結構面白い。
この後、シンバルが出てきても、『コオロギの叫び』くらいの感じです。
と思っていたら、もう1回ハンマーが。
もうハンマーには慣れた、と思っていると、4人のシンバルが炸裂します。

マーラーは実は人生でおそらくもっとも幸せな時に、この破壊的な〈悲劇的〉を作曲しました・・・。

FOTO: ©️Kishi

以下はBRSOから提供された写真です。© BR/ Astrid Ackermann

打楽器奏者4人によって炸裂するシンバル!
ラトルの腕にも注目!
ラトルも感激している様子が伝わります


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代表:来住 千保美(Chihomi Kishi)
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