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コロナ禍の海外子育て(幼児と日本語)

子連れで海外生活初めて約1年。ほぼコロナ禍と重なる。

連休なのに旅行できない

外食もなかなかできない、

等折角の駐在生活なのに、、、と思うことも多い反面、コロナ禍でのオンライン講座の拡大により海外にいても時間だけ合えば参加できる、ありがたいイベントも増えた。一番ありがたかったのは子供の日本語教育に関するもの。オンライン日本語教育がもたらしてくれたことについて書いてみる。

家族以外と日本語を使わない生活

うちの娘は5歳まで日本語100%の生活を送っていた。外国人にはあったことはあるが日本語以外を学んだ経験ゼロ。駐在帯同に伴いローカルのバイリンガル幼稚園に通うことになった。今の幼稚園では普段の園生活では日本語を全く使わない。日本語を使うのは家族の中+日本の祖父母とのライン電話のみ。コロナ禍で同じ駐在員同士の交流もなくなってしまったこともあり、今家族以外の日本人と話す機会はほぼない。

自分の言語で表現できる場の確保

子供は言語習得は早いというものの、うちの娘は突然外国語の教育環境に入れられ、家族以外への自分の意志表示ができない状況だった。

言われていることがわからない、言いたいことが言えない、、、

ある程度話せる幼児にとってつらかったはず。

だからオンラインでも家族以外の人に自分の考えを表現したり、相手の話を聞いたりするのはとても大切な機会だった。自分の言うことを理解され、相手が反応してくれる、経験をまたできたことで自信を取り戻せたと思うし、安心して自分を表現できる場があることで、また頑張ろうと思えるようになったような気もする。

うちで参加させてもらったオンラインイベントとそこでの娘の様子↓

①オンラインでの日本語読み聞かせ

第2派が流行り始めたころ、偶然コロナ禍の子供のためにオンラインの読み聞かせボランティアをされている方の活動を見つけ、参加してみた。色んな人や絵本に触れるきっかけが増やせるといいな、という思いがあった。

本人は慣れるまでは緊張していたようだったが、慣れてくるととにかくよく喋る。家族以外の人と日本語を聞いて話せる場があることがとてもうれしかったらしい。

他のお子さんや進行の邪魔な気がして、ヒヤヒヤしていたが、暫くすると座ってお話を聞いて、自分が話すときに話す、ようなコミュニケーションができてきたように見えた。

②オンラインの日本語習い事

その少しあと、日本語で習い事をする、という企画が全く別のところであることを知り、参加してみた。こちらのコミュニティ、プログラム↓

こちらは日本の文化について日本語で教えてもらい、日本の習慣に関わるものを工作したり、その内容を日本語で発表したりするもの。

お正月の習慣の意味を教えてもらったり、福笑いを一緒にやったり(オンラインで福笑い!新鮮でした!)海外に住んでいるから中々触れ合えないけど、親には当たり前だから中々教えていない日本文化について子供が触れるいい機会。

やはりここでも日本語でお友達と話したり、日本語で考えを伝えられたことは楽しかったらしい。自分が思っていることを大きな声ではっきり伝えられる姿に大きな成長を感じた。

娘は本当に楽しかったようでモニタープログラムの最終回には終わりたくない、、、と何度も言われた。

私の時間が都合つかず、今のプログラムはお休みしているが、夏前には再開したい。

まとめ

日本語教育に関するオンライン交流、オンライン講座をいくつか経験してみて、オンライン日本語教育というのが海外での日本語教育を支える重要なツールの一つになりつつある感じがしている。始めて日が浅いが、うちでは海外子育て、日本語教育の味方になってくれている。今後も時間が合えば続けていきたいと思っているし、もっと他のプログラムにチャレンジしてみたいとも思う。


最後まで読んでくださりありがとうございました。


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