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みなさん、
こんにちは。

随筆家 兼 文筆家 兼 イラストレーター
のChii。です。


今日は
最近読んだ本で、

これは素敵だな、
と思ったものを共有したい

と思います。


本のタイトルは

『アメリカ・インディアンの聖なる大地の教え』
ジェミー・サムズ 著/エリコ・ロウ 訳
扶桑社 出版


ネイティブ・アメリカンの方の
代々伝え聞いたり、信じてこられた考え方


が書かれた本です。


まず

素敵だな、
と思ったところは

伝統的な挨拶の言葉が
『居てくれてありがとう』!


……何かの理由づけがなくても、
挨拶したその人が居てくれる素晴らしさを
簡潔に表わしている。


その考え方に
胸を打たれました。


全体を通して、

人だけでなく、
動物、植物、大地、空気、

つまりは

この地球に存在するすべてが
仲間であり、家族である、

と考えられているところが

わたしのこころに鮮明に残り
ました。


そして、

その考え方は

今、
わたしたちに必要な考え方なのではないか、

と思ったのです。


人だけの未来を考えても
おそらく地球は成り立ちません。

動物がいて、
植物がいて、
自然が変わらず
恵みを提供してくれているからこそ、

わたしたちは
暮らしていけています。


明日、
彼らがいなくなった場合、

生き残れる方はいるのでしょうか?

そもそも、
地球は存続できるでしょうか?


けれど、

逆も同じで、

わたしたちも
自然の、言うなれば地球の一部。

かれらを
助けている部分も
勿論あります。


量子力学的にいっても、
わたしたちのすべては『素粒子』という粒の単位
出来ていて、

それが
肉眼で見えないくらい粒と粒が近くあるので、

一人一人、または一つ一つ
固体として認識できているだけ
なのだそうです。
(専門家ではないので、難しいことは分かりませんが……笑)


そう考えると、

哲学的に
『みんなは1つなのよ!』

という考え方も、

科学的に
『みんなは地球を構成する素粒子の一部だ』

という考え方も

結局のところ
同じなのでは……?

と思うのです。
(専門家ではないので、厳密には違うわ! と
思われた方はすみません 汗。あくまで個人の主観です)


そう考えると、

人と人以外も境なんてなくて、

ましてや

同じ人同士なら

いきなり線を引いて
『あんたのここがあたしらと違うから
こっちに来ちゃダメ!』

と差別をする意味なんてないんじゃないか

と感じます。


人も人以外にも
本来境界線なんてなく、

みんな
同じ地球に住む仲間。

姿形の違いはあれど、
それは些細な違いにしか過ぎない。


そう思う人が増えていけば、

戦争や環境破壊もなくなって
平和な地球になるんじゃないかな……?


この本を読んで、
そう思った次第です^ ^


内容が気になった方は
是非お手に取って読まれてみてくださいね♬


結びに、

あなたの心が
ゆるゆるとゆるまっていきますように……。

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