老北京涮羊肉（本格北京式・羊肉しゃぶしゃぶ）をやるために取り寄せた薄切り羊肉が余ったので、洋葱炒羊肉（玉葱と羊肉の炒めもの）を作った。

在庫整理的な気持ちで適当に作ったのだが、７歳我が子が大いに気に入り、「あーうまい！さいこう！これはぜったいにうける！」と言ったので、レシピを書くことにした。ご飯にのせてバクバク食べるといいそうだ（笑）。

洋葱炒羊肉
yángcōng chǎo yángròu

薄切りの羊肉と玉葱を醤油味で炒めて、軽いとろみでまとめるだけ。単純な料理だが、確かに旨い。

羊肉の脂ならではの香りと玉葱の甘味の相性は、もともと抜群。それに加えて、醤油味ととろみがさらに両者を強固に結び付ける。羊肉と玉葱を同時に頬張れば、口の中は豊かな旨味で一杯になる。

イメージとしては、街角の小さな食堂で盖澆飯（ぶっかけ飯）として出てきそうなやつを目指したら、ズバリの仕上がりになって、懐かしさに震えた。

やっぱりいいなあ、こういう料理。そういえば、盖澆飯になるような炒めものって、家庭料理にピッタリだよな。今後、いろいろ作ろうっと…とまあ、新たなテーマの着想も得られたので、有意義なひと皿だった。

羊肉は身体を温めるので、これからの季節が作りどきですぜ！