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負の側面を考える

今、私は病院で検査を受けています。
月に一度の定期検査です。


この血液検査の列に並び、結果が出るまで、こうして他の患者さんたちと一緒に待合室で待つこと早数年。
この時間の使い方も自分なりのルーティンで有効に使えるようになりました。


この時いつも思うことがあります。
私はどうしてここにいるのかということです。


私がここに来なくても良いような努力はできなかったのか。
本当に最善を尽くしたと言えるのか。

病気の中には個人の努力ではどうにもならないものが多くあることは知っています。

私の病気もその一種だとも言えます。

しかしながら、その他に付随してくる「あれこれ」は自分の生活習慣からくるものなのです。


その部分を病気だからしょうがないと目を背けてきた自分がいることをいつもこの時間に振り返るのです。


私の周りにはもっともっと辛い思いをしているであろう方がたくさん列をなして待っています。

そんな方と一緒に待っていると自分がとても情けなくなる時があるのです。

「できることあるんでしょ!もっと頑張りなさいよ!!」

こう言われたら返す言葉もありません。


けれど私は日々の誘惑に勝てないことが多いのです。
ドーパミンに操られ、衝動に走ると自己壊滅的な行動をとってしまうのです。

お菓子でもお酒でもそうですが、手に入れば幸せになるとどこかで勘違いをしているのでしょう。


食べたくて食べたのに…
飲みたくて、飲んだのに…
観たくて観たのに…

誘惑への期待と実際に得たものがかけ離れていることを認識せざるを得ません。

いつもいつもこんなことを考えているとネガティブ思考になってしまい嫌な気持ちになってしまいますが、

時々は負の側面を考えることで自分と向き合おうと思うのです。


まだまだやりたいことがあります。
目指したいことがあります。


自分が憧れる強い自分になるために…。




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