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【DWK】 ONLINE DIALOGUEVol.11 修美社 山下昌毅氏

こんにちは。DESIGN WEEK KYOTO (以下、DWK)の岩口知加です。

7/10、DWK ONLINE DIALOGUE Vol.11 を開催しました。本日はその開催報告をお届けします。なお、YouTubeには対談の様子がアップされていますのでご興味のある方はぜひこちらもご覧ください。

今回のゲストは、
修美社 山下昌毅(やました まさき)さんです。

修美社さんは、「おもしろい」を共有して、世界にたった1つの作品を作りだす印刷工房で、実はDWK初年度から参加していただいています。
(また実はDWKのポスターでもお世話になっています!!)

修美社-DWK

▲修美社さんでDWKポスターについて打合せしている様子

修美社さんはただの印刷会社でなく、多くの方へ紙、印刷、製本、のおもしろさを伝えるため、ショールーム「PRINTING LAB」を開設し、その他子供向けのワークショプや色々な事にも取り組まれています。

修美社さんって面白くて良い会社なんだろうな〜と感じる動画があるので、ぜひご覧ください。(対談中でも流れます。)
▶修美社 60周年創業物語

他に良いな〜と思うのが、「星屑ノート」です。
印刷の現場で毎日のように出る余り、行き場なく倉庫の片隅に保管される”紙出(しで)”を集めて作られたノートなのですが、”星屑”という名前がすごく素敵ですよね。

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▲星屑ノート

普段自分では触ることのない紙がたくさん詰まっているノート、良いですよね。

そんな京都の印刷にイノベーションを起こし続けている修美社の山下さんが、最初は家業である印刷業をするなんて1mmも考えていなかった所から色々な方へ印刷の面白さを伝えていきたい、と思うようになった経緯等を聞かせていただきました!

■トーク内容
①修美社について
〜初めての仕事は名刺から〜
②印刷自体の魅力
〜白い紙に印刷機を通ると絵柄が出る〜
③山下さんが修美社に入るまで
〜修美社に入ることを1mmも考えてなかった
→泣きながら五条大橋を走るまで〜
④山下さんが修美社に入ってから
〜入って数年間はいつ辞めようかと考えていた〜
⑤印刷物の魅力
〜紙、インキは”なまもの” 季節によって、つくる人によって違う〜
⑥これからの印刷業界について
〜今後印刷物はなくならないと思った〜
⑦山下さんの今後の取組について
〜機械だけでは完結しないモノづくりをやっていきたい〜

山下さんの、とても印象的なお話がありました。
「印刷物は機械でつくるが100%同じものができなく、なぜなら紙、インキはなまものであり、季節やつくる人によって違う。
そういった面白さが印刷物にはあり、今後も機械だけでは完結しないモノづくりをやっていって、色々な人への印刷の魅力、技術などを伝えていきたい。」
そう思うと、この印刷機から出てくるものが、とても愛おしく感じます。

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▲修美社さんにあるH-UV印刷機

山下さんの魅力が詰まった動画になってますので、ぜひご覧ください。

▶トーク動画はこちら

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