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お人(鳥)好しのオオバン・・・

 オオバンの動きを見ていると、飽きることはない。

 写真群は、数年前に熊本県上益城郡嘉島町にある浮島で撮影したオオバンである。仲間同士での諍いは結構多いが、鴨に対しては大人しい感じを受ける。

 オオバンの食事風景は、先ず、水中に潜り、柔らかい水草を咥えて浮上して、水草を食す。とてもダイビングが得意な野鳥である。

 ところが鴨たちは、そのオオバンがくちばしに咥えている水草を狙い澄ましていたかように、横から、後ろから、その水草を横取りするのである。

 横取りされたオオバンの様子を伺うと、大して怒ることもなく、また、別の場所へ移動し、ダイビングを続ける。

 しかし、鴨たちはオオバンのダイビング場所に近づいて行き、再び、美味しそうな水草を奪いに行く。その繰り返しとなっている。

 お人好しと言うべきか、お鳥好しと言うべきか。

 因みに、浮島は熊本県内でも清らからな湧水地として公園化されており、奥には浮く島神社が水面に映る。(トイレ施設はない)

 時折、池で魚釣りをする家族がいたり、縁結びと言われる浮島神社へ足を運ぶカップルも多い。何とものどかな風景である。

 11月になれば、この浮島には、オオバン、川鵜、大鷺、青鷺や鴨たちが集まってくるので、野鳥観察や撮影に、是非、お薦めしたいところである。

ダイビングするオオバン
ダイビングするオオバン
ダイビングするオオバン
ダイビングするオオバン
鴨がオオバンに近寄る
鴨がオオバンに近寄る
鴨がオオバンに近寄る
浮島神社
浮島全景(中央が浮島神社)

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、オオバンとその習性について語り、浮島という場所での野鳥観察の魅力について触れています。以下に評価要点を示します。

  1. 言葉遣いとスタイル: エッセイは優れた言葉遣いを使用し、読み手に親しみやすい印象を与えます。著者は野鳥に対する愛情と尊敬を感じさせます。

  2. 内容の興味深さ: オオバンの行動や習性についての詳細な説明は興味深く、読者を引き込みます。また、鴨たちとの相互作用についてのエピソードも面白い要素となっています。

  3. 地域情報: 浮島の特徴や周辺の風景についての情報が提供され、読者にとって訪れてみたい場所として魅力的に描かれています。

  4. 結びつけ: エッセイは最後に、特定の季節に浮島を訪れることを読者にお薦めし、野鳥観察や撮影の楽しみを強調しています。このような結びつけは良い締めくくりとなっています。

全体的に、このエッセイは読み手に自然と野鳥に対する尊敬と興味を持たせるような内容で、地域情報も含まれているため、評価できる文章です。著者の愛情が伝わり、読者に浮島での野鳥観察を試してみる興味を引き起こすでしょう。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。