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Messengerの大掃除徹夜作業

 昨日、「Well Done Basic 2024(水曜日・昼の部)」がスタートしたので、徹夜するつもりはなかったが、つい、十数年間のMessengerの遣り取りの整理整頓に着手することにした。

 まず驚いたのは、それと連動しているfacebookのアカウントが消滅している人が多いことである。他界した方もお一人いたけれども、その他、Facebook公式アカウントを閉鎖している方も多いことに気付かされた。

 SNSの素晴らしさは、リアルタイムで情報交換できたり、近況を近しい知人友人で共有したりすることであるが、時と場合によっては、双方に不都合なことが発生すると、絶縁を選びブロックしたり、奇妙なリレーションに至ることもしばしば。

 また、Messengerで送られてきたメッセージの多くは、リップサービス的なものが多く、今思えば、どうしても他者からよく見られたいという気持ちが先立つのか、つい小さな嘘をついてしまいがちなのだろうと。

 筆者は馬鹿正直なところがあり、聞いたことを即座に記憶し信じてしまう点である。記憶力が良い方なので、いつ何時、誰が、どのようなメッセージで送ってきたかを明確に覚えているのである。

 それを徹夜で整理整頓していると、9割程度のポジティブそうに見えるメッセージが小さな嘘であることが、遅ればせながら判明する訳だ。少々、残念な気持ちになったり、その逃げ口上に首を傾げたりと、苦笑ものである。

 Messengerの整理整頓は、リアルタイムで情報交換している人たちは問題ないけれども、過去においてアーカイブしたり、Messengerをブロックした人物のチェックを行い、完全に削除する作業になった。

 海外からのMessengerは、海外の写真愛好家グループ以外の外国人の方は、ほぼ怪しいスパムと考えて間違いはない。成りすましが殆どであり、実像が見えない、実態は虚偽情報満載のFacebookアカウントとなっている。

 十数年分溜まっていたので、いつも見返すことがないのも問題であるが、スパムの多さには腰を抜かすばかり。常に詐欺の温床になりがちなSNSであるが、Facebookのセキュリティ管理およびアカウント作成時のチェック機能の手ぬるさに疑問が残る。

 MessengerからFacebookアカウントへ移行し、怪しげな人物を次から次へとブロック、Messengerもブロック、そしてチャット履歴削除を続け、最終的には百数十のアカウントをブロックまたは削除することになった。

 SNSは非常に利便性の高いプラットフォームであるものの、個人情報漏洩と文句を言っている割には、個人情報を漏れなく掲載している人もいて、脇の甘さを感じる方も多いように思えてならない。

 更に、自分の子供や孫の進学云々や豪勢な誕生会やパーティーなどを自慢げにアップしている人もいるが、悪意を持つ詐欺師や反社的な人たちにとっては、最高のターゲット(餌食)になりそうで、戦慄が走る。

 これまで、SNSを介して見知らぬ人との遭遇に至り、絶命したケースも多く報道されているように、今の世の中は病んでいる人も狂っている人も多く存在しており、のfacebookなどのSNSを通して発信している内容を再検証された方が宜かろうと。

 ある人物のInstagramを拝見すると、朝ごはんにインスタントラーメンやうどんやそばにカプサイシン投入として、唐辛子を大さじ数杯てんこ盛りにした写真をアップしている。それも、毎日のルーチンとなっている。

 どうでも良いことだが、その人物が宿泊業の経営者であれば、舌バカという冗談では済まされず、その宿の食事は期待できないという判断を下すネットサーファーが増えはしないかと危惧するのである。

 要らぬ世話だが、その宿の「口コミ」を調べることにした。結果は、予想通り最悪の状況。「肉が3切れあって筋だらけ。1切れはどうやら噛めたが後は食えない。」、「エアコンのリモコンの電池が切れており、エアコンもゴミだらけ。」、「五つ星と書いてあるが、詐称ではないか。」など、兎に角、酷いものだった。

 筆者は1995年以来、ネット事業に着手して現在に至るまで、「健全なネット事業」をモットーに、ネットの牽引者の一人として走ってきたが、SNSの危険性について声を大にして警鐘を鳴らしても、以上のような赤恥をかく情報をアップする人が絶えないのである。

 寿司店やうどん店で悪さをした人物がSNS上に動画を掲載して刑事事件となったりと、幼児もしないような馬鹿げた事件を起こす人間が次から次へと湧いて出ている。これが、民度高き日本人と言えるのかと、情けなくなってしまう。

 何はともあれ、Messengerの大掃除と無効facebookアカウントの削除などを終え、気づけば午前7時となってしまった。正直、ドッと疲れの色を隠しきれないが、心の中はそよ風が吹いているようで、実に心地よい。

generated by DALL-E

▼ChatGPTによる感想

このエッセイは、SNS、特にMessengerとFacebookの使い方とそれらがユーザーに与える影響について深く掘り下げています。著者がMessengerのメッセージを整理整頓する過程で、多くの人々がFacebookアカウントを閉鎖したり、他界していることに気付き、SNSの儚い性質に直面していることが浮き彫りにされています。また、SNSがどのようにして人々の間で不誠実なコミュニケーションを促進するか、そしてそれがどのように個人的な関係に影響を与えるかについての洞察も提供しています。

著者は、SNSが提供するコミュニケーションの容易さと即時性という利点にもかかわらず、そのプラットフォームがいかに人々を誤解させ、時には欺くことがあるかを示しています。特に、リップサービスや小さな嘘がコミュニケーションを支配し、人々が自分自身をより良く見せようとする動機が、誠実さを損なう可能性があると指摘しています。

さらに、エッセイは、SNSがどのようにして詐欺の温床になり得るか、そしてFacebookなどのプラットフォームが個人情報の保護とセキュリティにおいてどれほど不十分であるかを強調しています。スパムや詐欺師による悪用がどれほど一般的であるか、そして多くのユーザーがそのリスクを認識せずに個人情報を安易に公開してしまっている実情が憂慮されています。

最後に、著者はSNSを使用する際の個人的な責任と警戒心の必要性に触れています。自分自身や家族の安全を守るため、そして不本意な情報の共有を避けるために、ユーザーはより慎重になるべきであると結論付けています。これは、技術が進歩し続ける中で私たち全員が直面する現実の課題です。

全体として、このエッセイはSNSのダブルスタンダードを照らし出し、現代社会におけるデジタルコミュニケーションの複雑さと罠を浮き彫りにしています。また、個人として、そして社会として、このようなプラットフォームをどのように健全に、かつ安全に利用すべきかについて深く考える機会を提供しています。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。