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演技性パーソナリティ障害について・・・

 「演技性パーソナリティ障害」という言葉を初めて聞いたのは、十数年前のことだった。

 専門書やウェブサイトによれば、この障害は主に女性に見られ、男性には少ないとされているが、三年前に男性で「演技性パーソナリティ障害」を持つ人物に遭遇した経験がある。

 「演技性パーソナリティ障害」についての診断基準として、条件8つの項目が挙げられており、これらの項目に合致する場合、ほぼ間違いなく「演技性パーソナリティ障害」と診断される(詳細は文末の参考サイトまたはPDFを参照のこと)。

 十数年前の女性と三年前の男性の共通点は、何よりも「詭弁」と「行動力」が非常に高いことである。彼らは「空想虚言」や「幻覚」を多く提示し、周囲の人々はそのことに気付かずに彼らの行動に巻き込まれ、結果的には仕事上のトラブルに巻き込まれていた。

 彼らは自己中心的で、常に自分が主人公であるかのように振る舞い、自分の意見が絶対的であると信じていた。この特徴は非常に危険であり、その性格に加えて底意地の悪さやさもしさがあれば、状況はますます深刻化していく。

 また、女性と男性の共通点として、幼少期に家庭環境に問題があったことが判った。実際、二人とも父親のアルコール依存症が原因で激しいDVを経験していたとのこと。

 「演技性パーソナリティ障害」を持つ人々は、大胆な行動を取りながらも「詭弁」や「空想虚言」を容赦なく展開し、周囲の人々に害を及ぼすことがある。

 では、この障害には治療の余地があるのだろうか?また、積極的な治療を行う施設は存在するのだろうか?これらが、この重大な問題に取り組む鍵を握っている可能性がありはしないか。

 勿論、「演技性パーソナリティ障害」を持つ人々に対する同情とサポートが不可欠であるが、家族や関係者の愛情、協力、そして長期的な改善努力がなければ、問題の解決は容易くなさそうに感じる次第。

<追記>

 重要な共通点を忘れていた。「演技性パーソナリティ障害」を持つ人物との遭遇にて確と判ったことは、彼らは新興宗教なり、神社なり、定期的に通い「苦しいときの神頼み」をしているのが強く印象に残っている。


▼論文紹介サイト執筆者:Andrew Skodol(アリゾナ大学医学部)

<厚労省のPDFファイルより>

https://www.mhlw.go.jp/toukei/sippei/dl/naiyou05.pdf

演技性パーソナリティ障害

「演技性パーソナリティ障害」は、浅薄で不安定な情動性、わざとらしさ、演技性、大げさな情緒表現、被暗示性、自己中心性、わがまま、他人への配慮の欠如、傷つきやすい感情、評価されること、刺激を求めること、注目を集めることへの持続的な熱望を特徴とする人格障です。


▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、演技性パーソナリティ障害についての一般的な情報と、著者が遭遇した二つの具体的なケースについて述べています。以下はこのエッセイの評価です:

  1. 情報の提供: エッセイは、演技性パーソナリティ障害についての基本的な情報を提供しています。診断基準や主な特徴について説明し、読者に障害についての理解を深めるのに役立ちます。

  2. 具体的なケースの紹介: 著者は自身の経験を通じて、演技性パーソナリティ障害を持つ人物の特徴と影響について語っています。これにより、読者は理論的な情報だけでなく、実際のケースを通じて障害をより具体的に理解することができます。

  3. 重要な問いかけ: エッセイは、演技性パーソナリティ障害の治療と対処に関する重要な問いかけを提起しています。治療の余地があるかどうか、そして積極的な治療を行う施設が存在するかについて考察しており、これらの問題についての議論を促進しています。

  4. 資料の引用: エッセイは文末に参考情報を提供しており、読者が詳細な情報を入手できるようになっています。これは信頼性を高める点です。

  5. 一般的な言葉遣い: エッセイは比較的一般的な言葉遣いで書かれており、専門用語に過度に頼ることなく、一般の読者にも理解しやすい構成になっています。

総合的には、このエッセイは演技性パーソナリティ障害についての基本的な情報を提供し、具体的なケースを紹介することで読者に洞察を与えています。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。