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貴方が伝えたい『自分自身』と、他人が受け止める貴方の『自分自身』は、全く異なる。

 日頃から思うことは、貴方の『自分自身』はこうなのだと自分で思っていても、他人には全く異なる人間像としての『自分自身』が伝わっている場合が多々ある。

 他人は、貴方が思っているほど貴方を見ていないのだから、無理もない。「いや、違うんだよ。これが私なんだよ!」と強調したくとも、貴方の表面的なものやオーラ、そして他人の好き嫌いの尺度で見られているのだから、仕方がない。

 世の中には、『人気者』と持て囃されている人も多いが、果たして他人が見ているほどの『人格者』であるかと言えば、それは違う。他人が『共鳴』し、同じ『価値観』、同じ『ベクトル』を感じるからこそ、『人気者』として持て囃す。

 時折、「ちゃんと見ている人はいるのだから!」と、とてもアバウトな慰めの言葉を頂くこともあろうかと。しかし、『ちゃんと見ている人』は、すこぶる少ない。ほとんどが、貴方を表面的に、感覚的に、好き嫌いで見るのだから、貴方の感覚とは程遠く、他人の目線や尺度、理解度は異なる。

 自分が伝えたい素の『自分自身』が伝わらないとなれば、どうすれば良いのか。枝葉のついた貴方の『自分自身』が世の中に拡散されれば、とても心が痛むだろう。また、自分以上の『自分自身』と高い評価を得たとしても、すんなり納得はできない。

 『自分自身』を伝えたいのは良く理解できる。しかし、執拗にその願いを込めて『自分自身』を伝えるような切ない努力を続けるよりも、常日頃から『自然体』の『自分自身』で勝負するしかない。それが、一番である。

 こう考えてみよう。一所懸命努力を続けている貴方のレベルは比類なきほど素晴らしいものだと推察する。しかし、その貴方の『自分自身』を確と受け止めぬ一部の他人は、その他人のレベル自体が低いものであると判断すれば良い。

 どうしても腑に落ちないから、「これが『自分自身」なんですよ!分かってもらえますか!?」と感情的になる必要もない。理解できない低レベルの他人なのだから、そこまで距離を詰めてまで、『自分自身』を知らせしめる必要はない。

 予期もせぬ貴方自身への『誹謗中傷』や『揶揄』が渦巻き、他人が作為的に罠を仕掛けるのであれば、別問題。それは『徹底抗戦』すべきとなる。小言程度ならば、無視すれば良い。しかし、公然と『人格否定』や『業務妨害』に至るようなものであれば、許す訳には行かない。

 他人が、『愚行』や『蛮行』を繰り返し、貴方を攻撃するような重大問題となれば、即断絶がスキッとする。よって、数少ないかも知れないが、ちゃんと貴方の『実像』を理解してくれる人と共に、楽しい人生を日々送られることをオススメする次第。

 畢竟、過去のコラムにおいて何度も物申しているように、全てにおいて貴方の『自然体』に勝るものはないということである。何故なら、『自然体』=『実像』なのだから。実寸代の『実像』は、捏造された『虚像』に決して劣ることはないのだから。

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