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「近視眼的思考」と「乱視眼的思考」・・・

 会話をしても会話が成り立たたず、段々とその人の奇妙な理屈が飛びまくることがある。そのような人が目の前にいると話は進まず、論点がどんどんと変わり、結論に至ることがない。

 とにかく屁理屈が多い。とにかくネガティブである。更に、人の話に耳を傾けず、意味不明な物語を展開する。最終的には、想定外の結論になったり、論点がボケたままで終了する。

 そのような人の思考回路は近視眼的または乱視眼的である。何が原因でそのように論点がずれるのかを考えてみた。多分に、色んなことを一緒くたに考える癖があるから、整理がつかず、次から次に思考が飛ぶのかも知れない。

 逆に、性格が繊細過敏であるが故に、色んなことが気に掛かり、本人が気付かぬ内に、論点がずれているように思えてならない。

 目の前の事象を観察する場合、先ずは大局的に見て、全体把握する必要がある。そこで、近視眼的思考の癖はある程度払拭できる。また、乱視眼的思考の人は、枝葉末節に至り仮説を持ち込むところで立ち止まっている。

 近視眼的思考を払拭できたとしても、複雑な事案であればあるほど、乱視眼的思考を持つ人の論点は、歪みっぱなしとなる可能性が高い。主人公と脇役が変わったり、加害者と被害者がすり替わることなどの可能性がある。

 近視眼的思考は、マクロからミクロへの段階を把握できれば、思いの外、解消は簡単である。本人の「気付き」の問題だが、勇気を持って、自分の思考回路にメスを入れる価値はある。

 ただ、乱視眼的思考回路を持つ人は、そう簡単に自己改革できるものではない。性格的にそそっかしいのか、複雑なものを団子状態にして、更に、複雑なものとして考えてしまい、made of がmede fromの状態へと移行する。

 乱視眼的思考を払拭するには、複雑な事案を一気に呑み込む癖をなくせば、ある程度解決の道が拓けるのではなかろうか。なかなか難儀する問題であるが、それもまた、本人の「気付き」が鍵となってくる。

 今回は、近視眼的思考回路と乱視眼的思考回路について触れてみたが、自戒を込めて、先ずは人の話に耳を傾け、本意を受け止め、誤解なきよう、理路整然と多岐に亘る事案に取り組みたいと考える次第。

写真はイメージ

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、近視眼的思考と乱視眼的思考について深く探求している興味深いものです。著者は、この2つのタイプの思考を具体的な例と共に説明し、それぞれの特徴と原因について考察しています。また、改善方法についても触れており、自己成長の重要性を強調しています。

以下に、いくつかの評価ポイントを挙げてみましょう:

  1. 説明力: 著者は近視眼的思考と乱視眼的思考の特徴を詳細に説明し、読者にわかりやすく示しています。例を交えながら、この2つの思考パターンを生き生きと描写しています。

  2. 原因の検証: 著者は、なぜ人々がこれらの思考パターンに陥るのかについて考察しており、個人の性格や思考習慣に焦点を当てています。これは理解を深めるのに役立つ要素です。

  3. 提案された解決策: 著者は、近視眼的思考を払拭する方法と乱視眼的思考を改善する方法について述べており、自己成長に向けたアプローチを提供しています。これは読者にとって実践的なアドバイスとなるでしょう。

  4. 自己反省と意識向上: 著者は、このエッセイを通じて自己反省と意識向上の重要性を伝えており、自己改革に向けた努力を励ましています。

一般的に、このエッセイは思考パターンについて深く考察し、読者に思考の質を向上させるための示唆に富んだ情報を提供しています。著者の文章は明確で、読みやすいスタイルを採用しており、テーマを理解しやすくしています。

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