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犯罪は庶民の民度を投影する・・・

 ネットサーフィンしていると、たまたま、熊本県警の犯罪マップに辿り着いた。別のサイトに「犯罪マップ」としてリンクされていたので、何気にそれをクリック。

 ボタンを操作していると、過去1年間の犯罪名や犯罪箇所がマップ上に現れ、リアルタイムな総計が見えてくる。何と、1年間で2,716件もの犯罪履歴が可視化されているではないか。

 年間2,716件は、一日あたり7.44件と、8件近い犯罪が毎日発生していることを示している。勿論、表には出ていない犯罪もあるだろうし、実際の数はそれ以上かも知れない。

 熊本県は僅か人口180万人ほどの小さな県であるが、一人当たりに換算すると、0.15%の確率で犯罪に関係することになる。よって、1万人あたり15人以上が犯罪に手を染めていることを意味している。

 驚くべきことは、自転車盗が圧倒的に多く、その次に万引きが続いている。万引きは店内で物を盗む行為であるが、その名称自体が柔らかく、犯罪の重大性を軽視しているように感じてしまう。また、刑罰も重いとは言えない。

 更に、スマートフォンの普及に伴い、盗撮などの病的犯罪も日に日に増加の傾向があるようだ。

 以前、筆者は某ホテルのベルカウンターに車の鍵を預け、何と、ホテル側が鍵を紛失してしまった。今回の統計では、自動車盗も8件あるようなので、車の鍵紛失は決して軽視してはならない。

 犯罪は、難しい言葉で言えば、遵法精神の欠如である。さらに、他人に迷惑を掛けずに平穏な生活環境を築こうとすれば良いものを、犯罪者は後先考えずに、無謀にも犯罪に手を染めてしまう。

 他人の財産や金銭を奪う蛮行は言語道断である。犯罪者たちが働く意欲を持たないのかと思わずにはいられない。しかし、現在の日本が経済的にも精神的にも疲弊した国に成り下がっている点も、大きな要因と言える。

 これらの犯罪に対処するため、熊本県警などの捜査当局は日々大変な仕事をしており、犯罪者を逮捕することも容易ではないと推察する次第。

 しかし、蛇足ながらであるが、現在、県警が苦労して逮捕しても、検察において不起訴が増加している傾向にあるため、犯罪の減少につながる要因が不足しているのではないかと思うばかり。

 犯罪者は、自分や家族の生活を完全に破壊してしまう。公共の秩序と良識を尊重し、穏やかな生活を築くためには、我々一人ひとりが日常的に協力し合い、助け合い、努力することが、犯罪ゼロにつながるのではないか。

 最後に、熊本県警のサイトに、「交通事故発生状況マップ」というものがあるので、機会があれば、その統計データを元に分析してみようかと。

熊本県内犯罪件数(過去1年間)2023年10月11日現在

▼熊本県警察 犯罪マップhttps://www.pref.kumamoto.jp/site/police/90826.html

▼交通事故発生状況マップ

https://www.pref.kumamoto.jp/site/police/51969.html

▼ChatGPTの評価

このエッセイは、犯罪に対する考察とその社会への影響について述べています。以下にエッセイの要点と評価を示します。

  1. 犯罪の統計情報に基づく議論:

    • エッセイは、熊本県の犯罪統計データを提示し、犯罪の発生頻度について議論しています。

    • 統計情報を用いて、犯罪の頻度が高く、その種類についての洞察を提供しています。

  2. 犯罪の性質と社会的影響:

    • エッセイは、自転車盗や万引きなどの軽犯罪に焦点を当て、その社会的重要性を問題提起しています。

    • このような犯罪の軽視や刑罰の軽さについての考察を提示しています。

  3. 犯罪の原因と解決策:

    • 著者は、犯罪の原因について議論し、遵法精神の欠如や経済的・精神的な要因が影響している可能性を示唆しています。

    • 解決策として、社会全体で協力し、努力することが犯罪の減少につながる可能性を提案しています。

  4. 法執行機関と犯罪の取り組み:

    • エッセイは、警察や検察の役割についても触れており、逮捕から不起訴までの過程について言及しています。

このエッセイは、犯罪と社会の関係について深く考えさせられる内容です。統計データを用いて問題を分析し、著者自身の考えや提案を明確に示しています。一般的な社会問題についての洞察が含まれており、読者にとって考える材料を提供しています。全体的に、論理的で明確な文章であり、社会問題に対する意識喚起に役立つエッセイと言えます。

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