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”夢見心地”


これほど長い時間、人に触ってもらうことがあっただろうか?
といっても、下ネタではない。

先日受けた、ヘッドスパ? シータ波セラピーの感想だ。

セラピストによると、いつも理屈で考えがちの理系の私は、左脳が疲れているという。
Α波でもβ波でもないθ波がでるようにマッサージしてくれるという。
Θ波を出せるようにリラックスできれば、左脳でも右脳でも考えられるようになるんじゃないかと教えてくれた。

今日も、ここにくるのを楽しみに来た。
でも毎回リラックスしすぎて、半分は寝てしまう。もったいない話だ。
というか、夢見てるような、起きているような。
つい、セラピーを受けながら、昔、教室で膝がガクンとなってびっくりして起きた時を思い出した。
いわゆる”夢見心地”の時間だ。

最初、世間話とともに、その首や肩のマッサージをしてもらいながら、世界に入っていく。
耳が硬いから聞きたくないストレスがあるんじゃないですか?なんて言われながら、あのことかなと思ったりする。
薄暗いところで、穏やかな音楽を聴きながら。

しばらくしたところで、セラピー本番に自然に入っていく。
そこから、30分以上だろうか、ずっと頭を触ってもらってセラピーを受ける。
自分でもこんなに長時間頭に触れ続けたことはないだろうという長さだ。
指が離れないこそ、安心感を感じ、つい眠ってしまうのだ。

シータ波というのは、REM睡眠の時にでる波らしく、
なるほど、すぐにREM睡眠に入る。
人のいるところで、マッサージを受けている状態で、リラックスして、REM睡眠に入っていく。
まさしく、”夢見心地”だ。
時間の感覚もわすれながら、夢見心地を繰り返す。時には自分のいびきの音で目を覚ましたりしながら。

個人の主観だが、このセラピーは、ビジネスマンにも効果的だと思う。
いろんな分野で頭を使っている人たちにぜひ、”夢見心地”を体験して、明日に繋げてもらいたい。


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