制作について思っていること
12/11〜24まで名古屋市内のバーで作品展示をさせてもらっている。今までに描いた絵と、今年描いた小品と、今年撮った写真、ドローイングなど。
搬入の直前は全く絵を描かず、ひたすら無心に写真を板に転写していた。だいぶ失敗した。生き残りを展示している。
絵、あまり描けなかったなぁと思う。ここんとこ写真ばかり撮っていた。
今年はわりと読書ができた。南方熊楠の森の思想、南方マンダラ。鈴木大拙の仏教関係の本を少し。近藤耕人の映像と言語(勧められて読んで面白かった。難しかったのでもう2、3度読もうと思う)。本の趣味が偏っているのはわかっている。良いよね、何読んだって。
表現する根っこの部分を自分は書物にだいぶ支えられていて、そこから思索したり記憶を重ねたり色々して世界観を作り出している。そもそも自分の中に何があるのか、は私の中で結構大事で、表現手段より上位に来る。だからもっと本を読まなくちゃなぁ。
一方伝える事も大事なのである程度しっかり描けた方が良いと思う。デッサンは教室に通っていたんだけど10月から2ヶ月休んでしまった(父他界の為)。こないだ再開したら全然描けなくなっていて笑ってしまった。引き続き練習。
創作の着想を得る為の精神性も、表現する技術的な部分も運動神経も、必要だと思う。
本を読んで考え、描いて散歩して描いて、考えていこう。
長くなってしまった。またね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?