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ブレない自分というものは

心、穏やかに居たいものだ。

ウユニの波のない一面の薄い水の膜のように。広く。永遠を想像させるように。

少しでも長く、もう大丈夫だと、ただ思っていたいものだ。

私の軸は、その一面の薄い水の膜だ。太陽も月も、雨だって全部を吸収して美しく映わす。風に揺れる日があっても、歩く人にバシャバシャと水面をみだされることがあっても、そのままを、私の世界だからと全部を受け入れる。そんなマインドに帰ることができるのが私の軸だ。

だからといって、その場所から全くブレないでいることなんて、生きている以上はできない。雨に打たれて水面は跳ね、風に吹かれるままに皺がよりつづけ、心の世界が全く晴れない日もある。

自分の感情や事情の関係で友達のおめでたい事を祝えないとき、私は素直に「ごめん、今祝う気持ちを表現しきれない。でもすごくおめでとうと思うし、必ずその気持ち、伝えに行くから」という。私の友達はとてもびっくりしているだろうに、それをすぐに受け入れてくれる。

そうやって自分の感情に素直になりつづけること。わがままを通すじゃなくて、しっかり相手に伝えて、でも必ず帰る自分の軸を思い浮かべ、復活することを約束すること。こうしていることで、必ずそのマインドに戻れることに、やっと気づいてきた。

いつだって、一ミリもぶれないこと。これだけが全てではないということ。

乱れて、悩み、葛藤し、考え過ぎる日があっても、穏やかで凪な状態をわかっていること。自分の軸の在処がはっきりとわかっていて、帰ることができること。

その事実こそが、一番のブレない軸のようだ。


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