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【ポメラと私】2.ポメラのいいところについて語る

昨年から購入することをなかなか決断できなかったポメラ。今年、ようやく購入にいたりました。ポメラユーザー歴はまだ浅く、購入後5日めなので、まだまだ使いこなせてはいないけれど、結論から言うと『買ってよかった』。僭越ながらポメラのメリットについてお伝えします。

ポメラのメリット

1.執筆に集中できる

ポメラユーザーの先輩方が仰るのは、執筆に集中できるということ。スマートフォンやパソコンだと、すぐに脱線しやすいのですが、ポメラは電源を入れたらすぐに画面が入力モードになるので、頭に浮かんできた言葉を指先からキーボードへと、そのまま文字を打ち込んでいるという感じです。

実際に、1000文字ほどの文章がサクサクと書けました。後で推敲するので、頭の中をぐるぐると巡る言葉を一気にアウトプットした感じですが、脳内でぼんやり存在している言葉の塊が、指を介して見える「文字」となる様子はなんだか面白い。なるほど、これは本当にいい。一気に入力すると画面は文字だらけ。達成感も味わえます(笑)

2.起動が速い

起動がびっくりするくらいに速い!電源を入れたらすぐに文字が入力できるようになるので、書きたいと思ったときが書き時だ!とも感じました。これだけ早いと、例えば書きたいことがあって、パソコンなどの起動を待つ間に忘れてしまうこともなくなりそう。『あっ!あれ?なんだっけ』が、

3.キーボードとしての活用が可能

また、Bluetoothでつなげば、iPhoneやiPadのキーボードとしても使えるのがとても便利だと感じました。私はiPadを使う時、別でキーボードを用意して、その都度Bluetoothに接続して使っていましたが、ポメラがあれば大丈夫。特にコワーキングスペースなどで作業や仕事をするとき、iPadで音楽を聴きながらポメラで執筆し、必要性があればiPadで文章を入力するときにはポメラのキーボードが使えるので、少しだけ作業用リュックの中身を減らすことができました。

4.まるで電子辞書

私はこれまで、執筆中にわからない言葉や漢字の使い分けなどに迷ったとき、インターネットで調べていましたが、ポメラには辞書(国語・類語・英和・和英)が搭載されているので、ボタンをいくつか押すだけで言葉の意味や使い方を確認しながら執筆ができます。ライターの仕事を始めた時に、国語辞典を新調し、次は類語辞典が欲しいななんて思っていたのですが、ポメラがあれば紙の辞書は1冊だけで大丈夫かな。電子辞書としての使い方もアリかもしれません。辞書を眺めるだけでも、とても楽しそう。とても便利でありがたい機能です。

5.スマートフォンやパソコンとのデータのやりとりが可能

スマートフォン向けの「Pomera Link」というアプリを介して、データの移動ができるようになった、との事です。DM250以外の機種を使ったことがないので比較できないのですが、これは普通に考えてとても便利な機能なのではないでしょうか。

また、ポメラで作成したテキストはUSB、SDカードを経由してデータのやりとりが行えますし、QRコードを読み取って使うことでテキストを送ることもできます。私も実際に試してみましたが、ポメラで編集したテキストデータをもとにQRコードを生成し、PomeraLinkのアプリから簡単にスマートフォン(iPhone)にテキストを送ることができました。このあたりは、いろいろと工夫することで、ポメラとのデータのやりとりがスムーズにうまくいくのかな?って思います。まずはいろいろ触って試してみたいです。

敢えて、デメリットをあげるとしたら?

デメリット。まだ購入したばかりでフル活用しきれていないため、デメリットをあげるとなると正直難しいのですが……

ひとつだけあげるとすると、本体が思いのほか重く感じる、ということでしょうか。これは個人の感じ方の違いだと思います。

ポメラ本体の重さは、仕様紹介のページより確か約620gほどの重量とのことで、おお、軽量じゃん!なんてこの時は思っていました。ところが実際、手にしてみると、ずっしりくる感じ。よくよく考えたら、500mlのペットボトル1本分+αくらいの重さがあるということですよね。私はもともと荷物が多く、常にカバンの中身がパンパンな私にとって、いつものカバンにポメラを入れる隙間は、残念ながらありませんでした(涙)

でも、サブバッグやリュックを使うことで持ち歩き可能なので、出勤の日のお昼休みにポメラを使って作業がしたい場合は、サブバッグに入れて連れて行く予定です。あるいは、通勤カバンを買い換えるタイミングで、今よりも少々大きめなサイズのものに変えれば解決(笑)

ポメラを持ち歩くためのバッグを選ぶなら、耐荷重があって、サイズも今よりも一回り大きく。持ち手がしっかり縫い付けられていて、しかも肩掛けができるタイプがよさそう。ハンドル部分(バッグの持ち手)は肩にかけても痛くならないような柔らかめな加工が施されていたらもっと最高!持ち運びが安心できるものにします(笑)

パソコンを携帯している方々からすると、ポメラを携帯することは、相当な軽量化になるのではないでしょうか。日頃から外で作業をするとき、パソコンやiPadなど複数のガジェット系アイテムを持ち運ぶ方にとっては、それらと比較して、ポメラの重量はたいしたことではないと思います。(普段パソコンを持ち歩くことが殆どない私の一意見です)

皮脂がつきやすい本体の材質

私は常に作業前にハンドクリームを愛用しているのですが、この時もいつものようにハンドクリームを手に塗っておりました。そして、塗った手で本体に触れたら、シミ?のように残ってしまいました。
実は、この点については事前に確認をしていたため、ポメラ本体が汚れないように手帳型カバーを購入していたのですが、それを装着する前の出来事でしたので焦りました(ドキドキ)。

油分を拭き取るためにウェットティッシュを使ったら、少しは薄くなったようにも思いますが、よーくみるとシミになっているような。時間が経てば、こういった本体に残るシミや汚れも、ポメラと歩んできた証のようにもなりますが、まだ買ったばかりだったので……ね。

本体の手触りや質感、色味はとても好きです。ただ、気になる方は、私のような手帳型カバーを買って使い始める前にセットすれば、このままの状態でポメラが使用できるので、おすすめです。

レビューには、「ポメラを開くとカバーがずれる」とか、他にもいろいろと書き込まれていましたが、だいたいがそれほど問題なさそうだと感じたので、私は迷わずに購入しました。

私が感じたカバーのデメリット的な部分は、先述した皮脂を吸い取りやすい材質?の他に、私のタイピングだと、キーボード周辺を囲っているカバーに干渉して、うまくスペースキーが押せないこと。タイピングのクセだと思うので、誰もが感じるものではないとは思うのだけれど。

この状態で使えれば無問題、なのですが……

それがとても気になったので、下の写真のように、わざと本体を上にずらしてカバーをセットすると、今度はファンクションキーやエスケープキー、deleteキー、半角全角漢字切り替えキーが使いにくいこと。

1枚目の写真と比較してみてください。

このように、本体を上にずらして、カバー下部分が本体にかからないように(本体よりも下に位置するように)セットすると……

ファンクションキーなど、キーボードの最上部が一列、カバー上部により隠れてしまうのです。そこで私が考えているのは、このカバー上部をカスタムすれば、きっと今よりも使いやすくなるのではないかな。カスタムというか、切り落とすというか。もう少しだけ試行錯誤していい方法を思いついたら、追記という形でこちらでもシェアさせていただきます。

念のため、購入先のリンクを貼っておくので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。(口コミにも私が感じたデメリットについて書いてあります)


ポメラに装着しながら使えるカバーはこちら。本体を汚さずに使用できるので、私は(仕様にはモノ申しましたが)これがベストかな?って思っています。いまのところは。ちなみに、私が買ったのはネイビーです。

ブラックも、かっこよさそう。
もし2個目を購入するとしたら、こちら↓を買います!

また、長時間、画面に向かうことを想定して保護フィルムも購入しました。ブルーライトを軽減するフィルムです。


1年ほど購入を悩み、迷い、最終的には購入することができたポメラ。これで書くことをもっと楽しみたい。カフェやコワーキングで作業する時は絶対に連れて行く。そして、書くことが、今まで以上に楽しめるはずだと期待しています。

おまけ

先日公開した記事、【1】もぜひ一緒にどうぞ!


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