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地名に関する一考察2

平成の大合併の結果、様々な新しい地名ができました。茨城県つくばみらい市、静岡県伊豆の国市、山梨県南アルプス市、等々。

成立した当初は「なにこの地名!ダサいしあり得ない!」なんて思いました。特に伊豆の国市は伊豆長岡、またお隣の伊豆市には修善寺と、歴史ある温泉地を有しており、それらを無視した軽薄な命名と感じていました。

地名成立から数年以上が経過し、それぞれそれなりに定着してきたように感じます。正直僕自身はそういった地名の町には住みたくない意識がありますが、でも...。住んでる人がいいなら、それでいいのかな、という気持ちも最近はあります。

最近流行りのキラキラネームも、「なにこの名前!親のエゴだ!」と思ったりしますが、本人が気に入っていればそれでいいし、きっと昔からそうやって新しい名前の流行が出来てきた状況もあるかな、とも思います。

伊豆の国市になっても、伊豆長岡温泉はあるし、伊豆市になっても、修善寺温泉はやはり人気です。

安易な地名改変にはやはり賛成できませんが、かといって、むやみやたらに「古い地名を残さなきゃ!」というのも頭が硬すぎるし、無責任なように感じます。

最も大切なのは、住んでいる人々が納得して生活できるのに適した地名であり、当地の歴史も考慮しながら、適切な地名を検討していくことが大事なことだと思います。

#地名 #合併 #伊豆 #伊豆の国 #伊豆長岡 #修善寺 #つくばみらい #南アルプス

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