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中国の食材(市場での買い物)

中国の場合は日本と比べると、売り方が雑です。 
そして基本が量り売り。
中国に赴任して最初の頃は、
この量り売りに慣れなくてとても面倒でした。
このミカン一個幾ら「这个橘子一个的多少钱?」と聞くと
「不知道!(わからない!)」と答えるか
「一両五毛(50g5角≒当時7円)」などと言われ、いくらかわかりません。
当然と言えば当然ですね。
量り売りだから、一個の値段は量らないとわからないです。

じゃぁ、このミカンを250gください「那好吧,半斤給我。」などと
頼むと、青かったり、傷んでいたりしたものから袋に入れ始めます。
なぜなら、お店の人は悪いものから売りたいので、
任せると質の悪いものを平気で袋に入れて量って幾らと言います。
良く見ていると、中国人は相手が入れた傍から
悪いものは台に戻し、言い合いをします。
言葉ができない頃はこれが苦痛。
貧乏くじを引いたようで悔しい。

このような市場でのやり取りで覚えた中国語なので、
市場ではとても通用する言い方になりました。
役人と話すと、どこの田舎者か?と言う顔をされます。

このようなお肉も量り売り、
この辺りを半斤くださいと言うと、
ほぼその重さの肉を切り出しますが、
注意して見ていないと、脂身ばかりの肉になります。
珍しい牛肉です。

羊もありました。

ムスリムキャップをかぶっているので、たぶん豚はダメなのでしょう。

この辺の野菜も同じ、量り売りです。

葉っぱも捨てないで料理に使う癖が付きました。

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