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【注意】シン・エヴァンゲリオン劇場版:||感想【主観】

みなさんこんにちは、千夏です。お久しぶりです。

さて、本題に入ります。

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||、いわゆる「エヴァ最終章」を劇場で見ました。

まだシン・エヴァをご覧になってない方が多いと思いますので感想は、この記事の下の方に隠します。


なお考察につきましては、沢山の方がすでに行っていますので当記事では行いません。今回は主観で、しかも健忘録代わりに好き勝手書かせて頂きます。まだ一度しかシン・エヴァを見ていませんので若干セリフが違ったり、時系列がずれてるかもしれません。箇条書きになりますが、それでも良ければ、ぜひご覧ください。


まだシン・エヴァを見ていない方は退散して下さい。











注意!











テレビ版、旧劇場版、序、破、Qの話も少し出てきます!見たくない方は引き返して下さい!





















































ネルフ本部の地下くらい潜れたでしょうか?







さて、感想を話したいと思います。私がシンエヴァを見る直前、すでに見た人から「精神状態がいい時に見たほうがいいよ」とは言われていました。


もともとエヴァは設定上、明るい話が少ないし、まぁ、辛い展開は必ずあるよな。と考えていました。


そしてシン・エヴァを見る前、「果たしてこれで本当にエヴァは終わるのか?終わると庵野さんは話しているけど、その言葉を信じていいのか?」とずーっと思っていました。テレビ版、旧劇場版、序、破、Qをすべて見た上での気持ちでした。


そして、私はシン・エヴァは辛い終わり方をするのではないかと予想していました。Qが予想外の展開でしたからね。


でも、実際にシン・エヴァを見た感想は、「更に予想外」でした。


しかも、いい意味での予想外だったのです。


シン・エヴァ全編見終わった後、「これ、テレビシリーズのまどマギに近いかもしれないな」って思いました。


「さよなら、すべてのエヴァンゲリオン」という言葉にも、納得できました。


★ ★ ★


第三村の話をします。ニアサードインパクトを起こす引き金となったシンジは、罪の意識が強く、無気力状態が続きます。食事も取れない、人と会話もできない。式波アスカのDSSチョーカーを目にすると渚カヲルの首が飛んだことを思い出して(フラッシュバック)嘔吐する。ケンちゃんがシンジを預かって何日か経っても、どうやらシンジは風呂にも入っていない(入れない)…。


そんな状態のシンジに、周囲は優しく接します。トウジも、委員長も、ケンちゃんも、分かりにくいけど式波アスカも、黒いプラグスーツの綾波も、みんなが優しい。


その優しさが辛い。


これ、完全にうつ病の症状に一致しますよね。


庵野さんも、過去に鬱になっているそうです。鬱になった人や、鬱の人を見ていないと分からない感覚かも知れませんが、シンジの追い詰められた姿は、過去の庵野さんそのものなんだな、と感じました。


※ ※ ※

第三村の一番の見所は、やっぱり黒いプラグスーツの綾波です。略して黒波と(私は勝手に)呼びます。黒波は、ネルフの外のことを知りません。第三村のおばちゃんたちから、稲作などの仕事の仕方を教えて貰ったり、風呂の入り方を教えてもらいます。その都度、綾波は目を丸くして、初めて知ることや初めての感情に感動しているように見えました。

「これが、風呂…」

「これが、かわいい…」

「これが、寂しい…」


何だこの子!可愛いなオイ…!


※ ※ ※


少しずつ、寛解していくシンジ。


毎日ネルフ跡地にいるシンジへ、食料を届ける黒波。


でも、もう黒波の体が保たない。



「やっぱり綾波は、綾波だよ」と言うシンジに、黒波が

「新しい名前を考えてくれて、ありがとう」と答えたのが切ないです…。

この後に、LCLに戻る綾波を見るのがとても辛かったです…


※ ※ ※


ヴィレ内で一悶着あった時、鈴原サクラがシンジを撃とうとしたのはびっくりしました!あそこで、シンジを庇ったミサトさんがそのまま死んじゃうのではないかと思い、ヒヤヒヤしました。

初号機に乗るシンジの覚悟が格好良かった。父親のしたことにケリをつける、と。しかしなぜ息子が父親の尻ぬぐいをしなきゃならないんだろう?って全シリーズ含め、ずっとずっと思ってました。

でも、ゲンドウはただ、ユイに会いたいだけなんですよね。beautiful world聞く度に「あっ、これもしかしてゲンドウの歌なのか・・・?」と考えたことも何度かあります。


※ ※ ※


ゲンドウとシンジがついに対峙。人類をかけた、とんでもない親子喧嘩です。同じ姿、同じ動きで戦う二人。


途中で列車から降りるゲンドウに切なさを感じつつ、ちょっと安心しました。


ようやくカヲル君の登場です。カヲル君はどのシリーズでもシンジのために動くのは間違いなかったので、彼はブレなくて、安心して見ていられました。



まだ語りたいことは沢山あるのですが、きりがないので取り敢えず今回はこの辺りで閉めたいと思います。

早くブルーレイにならないかな。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました!


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