今日は、弱者が強者に勝つために必要なことのお話。

だいたいの人が弱者であるこの世界。

でも、あきらめることはない。

弱者には弱者なりの戦い方がある。

それでは、はじまりはじまり。

まずは、想像してほしい。

とある星に、A国、B国、C国の戦いに明け暮れる3つの国がある。

A国の兵力は20、B国の兵力は45、C国の兵力は60。

勿論、今日の主役は最弱のA国。

先に断っておくが、現実はなかなかこのように簡単にはいかないことは知っておいてほしい。

普通に考えれば、兵力に勝るC国が星を統一するように思う。

それは、あなたがこの3国の兵力差を知っているからだ。

しかし、次のような場合、どうなるか考えてほしい。

A国は、B国、C国の兵力を知っている。

B国は、A国、C国のどちらの兵力も知らない。

C国は、B国の兵力だけを知っている。

つまり、最弱A国は、どちらの国の兵力も知っているし、どちらの国からも自国の兵力を知られていない。

これがこの話の肝である。

そして、天下統一をもくろむC国が兵力差のわかっているB国に攻め入る。

単純計算で、C国60－B国45でC国の兵力は15になる。

もうおわかりだろう。

この後、A国がC国に攻め入ればC国に勝つことができる。

相手の情報を集め、相手に自分の情報を与えない。

これが、弱者が強者に勝つ戦い方である。

できすぎた話ではあるが、弱者が戦うにはいかに情報が大切であるかということがわかっていただけただろう。

逆に、自分が強者になっても相手の情報を集め、相手に情報を与えてはいけない。

それは、C国の例を見れば一目瞭然である。

仕事においても、ライバルの情報をつかみ、ライバルに自分の強み弱みを見せない。

これが社会で生き残るための基本の戦い方である。

情報を集め、情報を盗まれるな！！

それでは、いい一日を。

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