ここのところ本当に気持ちの落ち込みがひどく、何をしてもさっぱり立て直せないので結構困っていた。

そんな状態ではnoteやブログを書こうにも「病んでます」「今日も病んでます」しか出てこなさそうで、誰がそんなもん読みたいねん！と、全然書くことができなかった。

今年に入ってから割とそれが続いていて、ちょっと持ち直したかな？と思ったらまたガーン！と落ちる…の繰り返し。大きな原因は、息子のあれやこれやに引っ張られているから。

2学期に入ってから、1学期以上に学校に行きたがらず、登校させるのが一仕事になっている。

1学期は途中の大通りの信号から1人で行けるようになっていたのに、今じゃ毎日校門まで一緒に登校だ。

隣を抜かしていく同じクラスの友達にも目もくれず「(´ι_｀ )」←毎朝こーんな顔。タラタラ…とぼとぼ…歩くから、それに合わせていると本当に、苦痛。

なんであの子たちは楽しそうなのに、うちの子はこうなんだろう。
もっとチャッチャと歩いてくれよーー！！
ため息ばっかつくなよ！！

わたしの心中はひどいもので、毎朝こんな気持ちがお腹の中をぐるぐる占領してる。ハウルの動く城のカルシファーが黒くなったバージョンのような、ウゴウゴする生物がお腹の中で叫んでる。

でも登校するとケロっとして、休み時間はゾンビごっことか逃走中ごっことか、賑やかに楽しんでいるらしい。給食もお代わりしてるし、運動会のダンスも楽しそうに家でも練習しているし…

なんだかわたしだけ、
割を食っているような気がする。

朝の送りも時間的にわたししか難しく、両親がたまに変わってくれるけど、超不機嫌な息子に対応するのは基本わたしだけだ。

帰宅後も機嫌が悪かったら、朝も夕も彼の不機嫌なオーラや空気を浴びなきゃならないし、なんでわたしだけが…と思ってしまう。

そんな中で自分の気持ちを立て直すのは難しく、これまで楽しめていたこともイマイチ楽しいと思わなくなり、何が食べたい！とか、どこに行きたい！とか、そういう欲求も少しずつ目減りする日々。

YouTubeの専門的なチャンネルによると、神経伝達物質のミラーニューロンの働きで、相手の感情を自然とこっちもミラーリングするらしい。

息子の不機嫌にしんどくなってイライラしたら、その感情がまた息子にも伝達して、さらにそれで不機嫌になる息子の感情がわたしにも伝達して…ああー！！無限ループ！！無限無限！！

と、まあ、そんな風になっていました。

今朝はとうとう禁じ手、「チャリで近くまで送る」を決行。めっちゃ楽だった。タラタラ歩く息子にイライラしないし、重いランドセルを背負わない分、彼の機嫌も良い。

きっと見えていないところで、同じように苦戦している保護者さんがたくさんいるはず。

毎日めちゃくちゃしんどいけど「それを表立って言ってどうする」と思ってしまうし、学校に行けているだけいいやん！と思う人もいるだろうし、全方位に気を遣うと、もう何も言えません…となってゆく。

今日noteを開いたのは、多少なりとも整理がついてきたからだと思う。

今月は親友2人とそれぞれ話す機会があって、彼女たちも学校へのあれこれに大変な思いをしていて、お互いに励まし合うことができたのが大きかった。

7年ぶりに夫婦だけで旅行もできて、大人だけの何も制限のない時間を過ごせたのもよかった。

この記事でわかるように、わたしの中がほとんど「息子とのあれこれ」で占められてしまって、空白だの余白だの、ほぼ無くなっているんだなと自覚する機会になった。

でも初めての子育てだし、仕方がない部分もある。常に探り探りだ。何年か経てば思い出として笑って話せるはずだから、その時まで淡々とやっていくしか。

それにこれだけしんどい毎日だけど、出産と新生児〜1歳ごろまでのしんどさは超えていない。

あの時の精神的な辛さ、身体的なしんどさ、眠れない苦しみに比べたら、マシなんである。