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尾道の奥座敷で「えんつばかつぞう」の「センスさ脱帽」した話


こんにちは!

前回は、本の紹介記事でした。

お読みいただきありがとうございます!



さて今回は、

最近訪れた「御調」を

ご紹介したいと思います!


これで「みつぎ」と読むそう。

知らなかったら読めないやつ。

(「ごちょう」だと思ってた!)


尾道の奥座敷とも言われるみつぎは

尾道駅からバスに乗り40分ほどです。


「道の駅クロスロードみつぎ」下車。


ここは特産品販売を始め、

新鮮野菜市などもあります。


その土地のものを頂くのが

本当は身体にとってもいい。

地産地消って大事ですよね。


こちらで販売されていた

「ゆういちのパン屋」の

レアチーズデニッシュが

おいしくて感動しました!



町の地図をGETし「圓鍔勝三

彫刻美術館」を目指します。


ちなみに「圓鍔 (えんつば)」

と読みます。難読漢字が続く。


日常では使わないですが

「鰐 (ワニ) 」に似てます。


「えんつばかつぞう」って

なんだか強そうな響きです。

稲妻みたいな
昇り龍みたいな
ユニークな形の雲



同じ尾道市内でも

中心部とは雰囲気が

全然違ってて面白い。


のどかでほのぼのしてて

何度も深呼吸したくなる。


川のある風景もいいなぁ。

みつぎ川は鳥たちの憩い

の場となっていました。

美術館まではタクシーで
10分の距離です

道の駅から温泉までは
バスが出ているようでした

(温泉は美術館より奥にあります)



美術館までは坂を登ります。


途中でカラフルな橋を見つけて

少しテンションが上がりました。

カラフルなものに心が惹かれる。

レインボーの橋



歩くのはすきなので

上り坂も苦にならない。


周りの自然を楽しんで

歩いてたら意外と早く

目的地に着きました。

「圓鍔勝三彫刻美術館」


圓鍔勝三彫刻美術館HPより



今回の冬季展では彫刻作品をはじめ、

実際に使用していたノミや彫刻刀などの

道具もあり、その数の多さに驚きました。


これらを使い分けてあの精巧な

作品に仕上げているんですね!


身体の筋肉や肉付き、

肌の質感がリアルに

再現されていて


今にも動き出しそうな

躍動感のある彫刻でした!


フォルムが美しかったです。



台座に彫った作者名が

これまたかっこよくて。


自分の名前を刻んでようやく

作品が完成するんだと思うと


この名前を刻む瞬間は喜び

溢れる時でもありますよね。


展示されていた書からも

圓鍔さんは達筆だった

ことが伺えました。



記念公園には、圓鍔さんの

代表的な6体のブロンズ像が

配置されていて四季折々の

風景と共に鑑賞できます。


「夢に乗る」

作品名も素敵ですね


昔懐かしい遊び方が
書かれてあるブロック

こういうのいいですね


高台からの眺めも抜群
春は桜が美しいでしょうね!




美術館の後は温泉へ。

温泉までは800mほど。

いい運動になる距離です。

「尾道ふれあいの里」

宿泊もできます!



受付で下駄箱の鍵を渡すと

引き換えに (鍵と番号つき)

リストバンドを渡されました。


お腹が空いたので温泉の前に

食事処で遅めのランチタイム。


注文すると、店員さんが

リストバンドのバーコードを

機械でピッと読み取ってました。


帰りに受付でまとめて清算

するシステムのようです。



そして、いよいよ温泉へ。


ロッカーが2列にずらっと

並んでいますがどのロッカー

にも鍵がささっていません。


一瞬、おや?と思いましたが

ここで例のリストバンドの出番。


このリストバンドの番号は

温泉のロッカーの番号と

連動していたんです。


なるほどと思いながら

割り当てられた番号の

ロッカーを無事に発見。



尾道ふれあいの里は

天然温泉で13種類の

お風呂が楽しめます。


中でも、西日本で唯一の

プラズマ湯があるのは驚き。

生体電流を正常にしてくれます。



内湯で温まり露天風呂へ。


やや熱めでちょうどいい。


満喫していると後から来た

方が話しかけてくれました。


地元の方のようです。


天気がいいのはいいけど

家が井戸水だから時々は

雨が降ってほしいなぁと。


農家で大変そうでしたが


「こうしている内は全部

忘れられるからいいね」


その言葉が印象的でした。



温泉は「今ここ」の

気持ちよさを味わい


心身を癒やす場所

でもありますよね。




そろそろ上がろうかと

立ち上がって歩き出す。


すると、立ちくらみが。


ああ、これはまずい……


一歩も動けなくなり

目を閉じてその場で

じっとしていました。


異変に気づいて、声を

かけてくれた方がいて

ありがたかったです。


ギリギリで受け答え

できるレベルでした。



知らない内に疲れが

たまってたのかも。


冬の温泉 (お風呂) では

血圧が変動しやすいので

みなさんもお気をつけて。


優しい方のおかげで

身体だけでなく心も

温まった温泉でした。


川沿いまで戻ってきました!



余談ですが、

実はこの日の朝、


得体の知れない生き物を

川で見つけてしまって……


それは明らかに鳥ではない、


何やら茶色の毛に覆われた

モフモフした生き物でした。


それが、スーッと水面から

やや顔を覗かせ泳いでいて……



気持ちよさそうに泳ぐ
謎の生き物



あれ、なんだろう?


水から上がった姿は

動物園でお馴染みの

あの動物にそっくり。





え、カピバラ???


って日本にいたっけ?



じゃあ、あれは一体?



ずーっとモヤモヤしていて

早く調べたくてウズウズ。



家に帰って調べてみたら

どうやら「ヌートリア」

という生き物のようです。


元々日本にはいませんが

輸入されたものが野生化し

西日本に生息しているそう。



自然豊かなみつぎは

人にとってだけではなく


「ヌートリア」にとっても

「ユートピア」だったわけだ。



いかがだったでしょうか?


はじめてのヌートリア。

旅先で思いがけない

出会いとなりました。


見どころいっぱいのみつぎ

ぜひ一度、お越しください!


Thank you for your time!

Have a lovely day!



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