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逆転した断層と鳥 探鳥会レポート<Sジオパーク編>2/3話 2023年11月

 先日、ニコ支部T分会の探鳥会に参加してきました。
 探鳥場所はSジオパークです。

 探鳥会ご一行は川沿いを上流に向かって歩きました。

 「あ、カワセミの鳴き声がする」

 そう言って、列からはずれて橋の上に移動した人がいて、その方たちはカワセミを見られたそうです。

 橋のたもとにいたジョウビタキに気を取られ、出遅れた私は見逃してしまいました。
 ちょっと残念。

ジョウビタキのオス

 大急ぎで先頭に追いつきました。
 先頭は川の上空を舞うトビを見ていました。

 トビは3羽いてピーヒョロロと鳴き交わしていました。

トビ
トビ

 その先の道は二股に分かれていました。
 先へ進むのは右で、トイレに行きたい人は左側を進むのだそうです。

 ガイドさんが
 「新しくカフェができたの」
 「知り合いなので、トイレを借りられるか聞いてみます」
 そう申し出てくれました。

 探鳥会ご一行は右の道を進み、カフェのトイレを借りることができました。

 至りつくせりでありがたかったです。
 次回はカフェも利用したいと思います。

 カフェの前の道を進み、橋を渡って、地層が露出している場所に案内されました。

 ここでガイドさんの出番です。

 今度はスポンジが出てきました。
 色が違うスポンジを使って地層がぶつかり合う様子を説明してくれました。
 ここは地層がぶつかり合って倒れた結果、地層が上下逆転しているのだそうです。

 すぐ下流に、同じように地層が続いているのですが、こちらは逆転していないので通常の地層とのことです。

逆転した断層

 ちょうどいいので、ここでお昼にすることになりました。
 この探鳥会は持ち物に昼食を持参するように記載があったのです。

 河原にある石に腰掛けて、持参したものを食べました。

 探鳥会、仲良しのように見えるけど、ほどほど距離を置いて、各自で昼食です。
 私も個人参加なので、みんなの距離感にちょっと安堵します。

 食べ終わるとすることがなくなるので、先に食べ終わった人は河原の石を探し始めました。

 ジオパークを名乗るだけあって、ここは落ちている石が色様々です。
 石の区別が付く人にはお宝らしい。

 参加者は「気に入ったから」と言って、河原の石を拾っていました。

川の中に
たくさんの魚がいました。

 全員が食べ終わったので、先に進みました。

 帰りは川の対岸側沿いを歩くそうです。
 理由は、太陽の光の向きが変わるからだそうです。

 初めての場所で、方角などがよく分からないので、異論はありませんでした。

3につづく。


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