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下書きまみれの日々を越えていこう

下書き、53記事。

絞り込んだ数にぎょっとした。
いつのまにか、下書きの数がこんなにたまっていた。

noteの下書きを保存しておける機能はすごく便利。途中まで書いて、また続きからすぐに書きはじめることができる。

でも、気がつくとあなたの下書きもたまっていませんか。


これはわたし自身の目下の課題。

心が動いた瞬間や、もやもやっとした感情に言葉をつけたくて、書きはじめたものの、まとまらずに諦めて、下書きのまま眠ってしまう名もなき記事たちの多さよ。南無。

公開するのなら、それなりに整った文章で世に出したい。

だれもがそう思うことだけど、完璧を求めすぎると、結局なにひとつ完成しないんだな、これが。

「これで完成」と区切りをつけて、公開するのはとても勇気がいることだと思う。
未完のまま下書きに置いておけば、「いつかもっと上手に書けるはずだから!」と幻想を見ていることができる。

だけど、そんないつかなんて待っていたら、とっくに人生おわっちゃいそう。

これは前に書いた記事で、多くの人に読んでいただいたもの。

このときに下書きのストックをつくらないと堂々と宣言しているくせに、今ではまたふえてしまっています。

不思議ですよね~~。
書きたくて書きはじめたはずなのに、日の目を浴びることができなかった下書きばかりがふえていく。

定期的に整理しないと、下書きまみれの日々から抜け出せなさそう。

書きたいことの輪郭はふんわりと浮かぶのに、言葉にしないとすぐに見えなくなってしまうもの。

たとえば、数年ぶりに食べたカルボナーラが美味しかったとか。
たとえば、マツキヨのポイントカードをはじめて作ってお得に買い物できたとか。
たとえば、最近、通勤途中にある神社に毎朝お参りしていることとか。

そんな些細な日常のなかで気持ちが揺れ動くことがあって、今は「心」と「書くこと」のリハビリ中なんだとおもうようにしている。

疲弊している心に、少しでも活力を与えたくて、自分で自分を励ます文章を書く。

「こんなこと書いても、だれも読まない。でも、たまに読んでくれる人がいてめちゃくちゃうれしい」

基本的にそんなゆるいスタンスでもいいし、だれかに読んでほしくて本気で書くときがあってもいい。

noteに正解も不正解もないから、書きたいように書けばいい。

込めた想いの熱量と、読まれる数が必ずしもイコールではないから、計算なんてあてにならない。

好きなものを好き、と素直にいえるわたしのまま。


書き終えて、「公開」ボタンを押す。
これで、また一つ下書きだったものが世に旅立った。

残りの下書き、あと52記事。待っててね。


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