小学生くらいまで、寝る前には必ず親に腕や服を縛られていました。

幼いながら、縛られるということにすごく嫌な気持ちがあったのですが、寝てるときは力の加減ができません。仕方なく従うしかありませんでした。

寝ている間も、自由に腕を動かせないことにイライラしていたのを覚えています。

結局、無意識に縛っているテープをちぎって体を掻き、起きた時にそれに気づいて悲しくなっていました。

せっかく嫌な思いをして我慢したのに報われない。それでもそれがないとさらに掻いてしまう。

今は多少マシになりましたが、あの頃の嫌な気持ちは鮮明に覚えています。