見出し画像

男性と女性の「幸せの定義」は違う。だから女性は「好きなこと」を仕事にしなきゃ。

フリーランスになって2年。駆け出しの頃は「フリーランスです」なんて自信がなくて大きな声では言えなかった。全世界のフリーランスの人に申し訳ない気がして。フリーの最初の月売上はたった864円。でも口座に振り込まれた時、ちょっと嬉しかった。あの時立てた目標の月売上はとうに超えて、今はまた新しい目標金額を設定した。

■フリーランスになって2年。

=ひとりぼっちで仕事をして2年か。誰かと何かをやってみたくなってきた。今日この頃。フリーランスになったのは「毎日電車に乗って会社に行きたくない」「電話恐怖症」そして「保育園に落ちた」。理由は、まあこの3つくらいだったかな。

ルーチン的なことが性格的に苦手なので、今も毎日子供を幼稚園に送り迎えする決まった行為が好きじゃない。適当に気が向いたらいくし、気が向かなければ…ってわけにもいかないけどw

自分の人生、限られた時間をタイムテーブル見たく細かく色分けして、それを読みながら過ごすような人生にはしたくないから。全部白紙にして、明日は何やろっかなーって過ごしたいの。そう決めて2年か。たった2年でも生活はいつだって目まぐるしく変化していたな。去年の今頃と今日を比較しても、全然働き方が違う。それがフリーの面白味でもある。

■女性は変化が激しい。だから働き方もトランスフォーム。

画像1

女性のライフステージは変化が激しい。独身時代までは男性と同じペースで働けるんだけど、結婚となったら生き方もガラッと変わる。子供なんて産まれた日にゃ、もう別モンの人生になる。

身体の変化だって相当なもの。太った痩せたの話じゃないよ。10代から悩ましてくれるのが「生理」。生理休暇なんて就業規則あるのを見た時にはおったまげた。でも取得率は5%もあったのかな。月に1回は「PMS=月経前症候群」に悩む人も多い。眠い、イライラする。お腹痛い。腰が痛い。色々。

女性は1ヶ月の間に4回くらい性格が変化するらしい。優しくなれる時、イライラしている時、無性にネガティブな時…そんな多くの変化と戦いながら女性は働いている。もしその仕事が「そんなに好きじゃないけど、生活のため…」ってモチベーションだったらどうしよう。転職したり、休職したり、それでも頑張ったり…そんなことを繰り返して、少しずつ残りの人生のカウントダウンをしていくなんて悲しいよ。

思い出されるのが、妊娠中に通勤ラッシュに乗ったあの頃。初めての子供だから、ちょっとカバンの先端がお腹に刺さるだけで「死ぬっ!」ってナーバスになった。「んな、大げさな」って思う人もいるけれど、お腹の中で子供を育てる女性は、守ることで精一杯なんだ。「お腹見える化」もできないから、元気かどうか毎日1秒だって気になっている。「なんで働いてるんだっけ」って思う日も多かった。

「ライフステージや身体は変化しているのに、仕事はずっと変わらない」

家事も育児も仕事も。「上手に両立しているから幸せ」と思えるならそれでいいんだけど、ただただ追われているだけの生活なら見直した方がいい。女性は男性よりも変化が激しい生き物だから。変化に合わせて自分も変化させていかないといけない。

■男性と女性は「幸せの定義」が違う

そんな話を聞いたことはないだろうか。男性は「誰かのために役に立つことが幸せ」だそうだ。だから、男性は奥さんや子供のために仕事をして、生活をやりくりして、自分が朝から晩まで働いた給料のほんの少しをお小遣いにして、暮らしていても頑張れるんだ。女性が仮に30万円の給料を月にもらっていて、2万しか自分のために使えないってなったら腹立たない?わたしは発狂すると思う。「なんであんなに頑張ってこれくらいしか使えないんじゃいーー!!」って。

そう、それは「幸せの定義」が違うから。

女性は「自分の好きなことをして満足することが幸せ」。自分の好きなものに囲まれて、好きなことをして生きている時が幸せの最たるところなの。心当たりはむっちゃある。かわいいメイクを研究して、新しい服を着て、鏡を見るだけだって幸せじゃない?それで、お気に入りのカフェで、インスタで流行っているパンケーキ食べたりして。そんな刹那的な毎日でも、自分が「どうしたら幸せか」のアンテナを常にはっていれば、幸せの連続となって人生を幸せに突っ走っていくことができる。

よく「彼に幸せにしてもらいたい」って言う人もいるけれど、自分の幸せは自分で作るもの。結婚は一瞬そこを惑わす社会制度だと思う。(わたし、惑わされた人)

逆に「自分が生活をなんとかしなくちゃ」って旦那さまに頼ることもせず、イライラしながらやれば、その結婚生活の先が見えてきてしまう。女性が「みんなの役に立つ」と言う行為は、すごく難しいことなんだ。一般論だけど。

■好きじゃない仕事でフリーになっても「幸せ」じゃない

わたしは、ルーチンワーク的なものが苦手だから、自分の好きな時に好きな仕事をしたいと思った。文章を書くことや、ビジネスデザインがすごく好きだから、それを仕事にしようと思った。パソコンがあればどこでも仕事ができる。自分の気分で今日は家、明日はスタバ。好きな場所を選んで仕事ができる。生理でお腹が痛かったら「今日はやーめた」って旦那さまと子供を送り出してから、二度寝する。

ランチのお誘いがあれば、仕事を調整して行く。「仕事はいきなり休めない」なんて言わなくていい。映画も買い物も病院も。空いてる平日にいける。今日も自分をご機嫌に。

フリーランスは自分のことを幸せにする働き方だと思う。

でも、好きじゃない仕事でフリーランスをしても楽しめない。売上に躍起になって見失ってしまうから。それじゃ意味がない。

売上があろうがなかろうが、その仕事をしている時の自分が大好きだって、胸を張って言えることを仕事にしよう。そうしたら、必ず結果は後からついてくる。わたしの記念すべき初売上は864円よ?逆にどうしたらそれっぽっちなの?って思うw

フリーランス界隈が賑わってきた最近。でもフリーランス人口の7割は副業、お小遣い稼ぎらしい。本業や会社員もフツーにいるってことね。

完全な推測だけど、副業が自分の「得意」「好き」なことなんじゃないかなって思う。でも、それで生活はできないから、副業で収まっているっていう話。

「これは副業」って線引きしないで、いつか本業と副業の逆転劇を夢見ていい。そのために動いて副業していていい。女性は特に「自分の好きなことをして生きていくことが幸せ」なんだから。嫌と思うこと、苦痛なこと、やめられるものから少しずつ削ぎ落として、自分が幸せと思うことを意識的に選んでいこう。

そして男性の「役に立つことが幸せ」を大いにあやかって。役に立たせるということは「たくさん頼ってあげる」ってこと。自分でやったほうが絶対早いし、簡単なことでも、自分があんまり好きじゃないことだったら、全部頼ってみて。

そして、満面の笑みで「ありがとう」を伝えて。そこに生まれるのが男女の「幸せ」だからね。その空間の積み上げが「夫婦として生きること」の答えだと思う。


フリーの背中を押してくれた旦那さまにも感謝したい。あのひとが一番わたしのことをよくわかっている。


自分の頭の中を紙に書き出す整理習慣が「自分の幸せ」を引き出す手法の1つとして広めたいです。わたしがそれで幸せになったので、メソッドを作りたいと計画中です。