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気持ちを受け取ること、返していくこと。

予定では、場所を決めた方法についてまとめる予定だったけど、気持ちが熱いうちに書き留めておきたいことが出来たので、そっちを先に書く。

鉄は熱いうちに打つ!!

『ありがとう』と『いってきます』の旅

3月4日に退職してから、いろんな人の所を訪ねている。

今までの生活やこれからの生活のことで、お世話になっている人たちのところに行き、感謝を伝え、旅立ちを伝えていく時間をもらっている。

今回退職した法人の代表や、他の事業所。地元の家族と親戚。
いつものコーヒー屋さん。家族のシンボルを書いてくれたケーキ屋さん。
今回&前の職場同期・同僚。高校の同級生。カト高の繋がり。
バイトしていた畑の代表。

本当にいろんな人に時間をもらっている。

そんな中でのエピソード。

ep1.牛舎前での堅い握手

ナツファミリーの知り合いの中でも1-2番の天才児南ユーマの家。彼とは高校からの付き合い。といっても、同じ高校に通っていた訳ではない。カト高というキリスト教カトリックの道内高校生の集いで出会った友達。性格こそ全く真逆だが、昔から仲良くしている。

北海道を離れることもあり、一度顔を見に行った。彼は実家でも酪農をしていたが、今回、自分の家族で酪農を始めたのだ。

彼がプレゼントしてくれたのは、『経験』。

牛舎の中での仕事をナツや子どもたちに体験させてくれた。

お互いの夢を語りながら、なんてことない話もしながら。1泊2日の弾丸ツアーだったから実質1日も入れなかったが、とても良い時間だった。

「またな!元気で!」とした握手はきっと忘れないんだろうなと。

ep2.こどもたちとの約束

うちに来たことがある人は見たことがあるかもしれない、我が家のシンボル。

この絵は札幌市手稲区にあるアニヴァーサリー&アメリカママというケーキ屋さんにいるヒロさんが書いてくれたもの。ヒロさんはケーキ屋にして画家という異色もの。笑

もともとはただの客と店主だった。だけど、妹の結婚の時に絵をプレゼントするのをきっかけにいろんなお話をするようになった。

数年前、ナツの家の中にシンボルが欲しく、書くのを依頼した。依頼したあと、本当にたくさんの出来事があった。そんな中、生まれたこの絵は、本当に暖かく、優しく、大好きなのもになっている。

今回、旅立ちを決めた初期から応援してくれている一人。

行くにあたって、ずっと、「大丈夫!」と言ってくれていた。

ヒロさんは長男、次男と約束をしてくれていた。

「何があっても、父ちゃん、かあちゃんを支えてあげるんだぞ!約束な!」

そして、ケーキをプレゼントしてくれた。多分、この味は忘れないな。

ep3.スッと渡された『おせんべつ』

いつも行っていたコーヒー屋さん。北海道札幌市手稲にあるCocoさん。
とても素敵なコーヒー屋さんで、息子のイベントでも協力してくれた、優しい方。沖縄についてもたっくさんの知識を持っていて、いろんな場所のことを教えてくれていた。

最後にコーヒーを買いに行ったとき、珍しく話よりも書物をしていた。会計が終わったとき、「あ、これも。」と渡してくれたのが封筒に書かれたおせんべつでした。「沖縄遊びに行ったとき、よろしくってことで!」と笑顔で渡してくれました。

「えっ!?」

思わず大きな声が出てしまうくらい驚いた。その気持ちに感謝。

ep0.「沖縄にいく楽しみが増えた!!」

北海道石狩にあるはるきちオーガニックファーム。

ナツがバイトしていた場所の代表の卓也さん。実は、まだ移住に迷っている時に、一番最初に話した人だった。

友人の妻に勾玉セラピーを受け、ちょっと行動をしてみようと思い、直売所に足を運んだ。普段は作業に出ているからあまり見かけない卓也さんがいて、打ち明けてみた。

「沖縄、いいね!面白いと思う!ナツさんが行くなら、沖縄行く楽しみがまた増えたわ!」

そんな一言にどれだけ救われたか。

ep.∞ 報告待ってるよ!

いろんな人に時間を作ってもらえたし、ほんとうにたくさんのエピソードがあった。みんな、話を聴いてくれたし、面白がってくれていた。

応援って言葉が適切かわからないけど、たくさんの人たちが、いろんな形で、自分たちの人生に関わってくれている。それって当たり前じゃなくて、すごい幸せなことなんだろうなってより感じた。泣いてくれる人もいた、最後までバカ笑いしてくれている人もいた。自分の手作りでプレゼントをくれた人がいた。せんべつという形でくれた人もいた。

今回もらったのは、いろんな物を介した気持ちだったと捉えている。

一方的な気持ちで終わらせるつもりはさらさらないから、どう返していくかを考える。

現時点で決めていること。渡すのは、『物』じゃない。

なにかしらの、気持ち。

その気持ちを伝えるために、『もの』を介すことがあるかもしれないけど、本質はそこではない。

きっと『チセコロかりゆし』の大事なスタイルになる事柄なんだろうな。

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