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止まらない米中衝突。米、本気で焦りだしたか?

最近、一発触発しそうなアメリカと中国についてです。

アメリカで注文してもいない荷物が勝手に送り付けられるという謎の現象がSNSで話題になっています。
包みには中国郵政の送り状、中身は「花弁」とか「イヤリング」等の記載があり、開けてみると謎の『種』が、、、

このような事案が少なくとも27の州、およそ1,000件確認されているそうです。
更にはアメリカだけでなく、イギリスでも同様の事案が発生しているとのこと。

これは「ブラッシング詐欺」という、コストのかからない自社商品を勝手に送り付け、あたかもその人が書いたかのように
その人の名前を使ってネット上に良いレビューを書きこむオンライン詐欺の一種なのではないか、という説が濃厚だそう。

ただ私はこの記事を見た時、
「もしかしてこの種は侵略的外来種で、コロナ&バッタ被害で参っているアメリカを、更に攻撃しようとしているのではないか?」
「いや、今の米中冷戦の中それは無いか。もしかして米中の仲を悪くさせてがっている国が中国に見せかけたのではないか?」

と、つい物事の裏を考えてしまう癖が出てしまいました・・・(笑)


たしかに前々から米中は色々やりあっていますが、最近特にバチバチなので色々調べてみました。
まず、トランプ政権内には、『中国とどう対峙するか』についての二つの派閥があるそうです。

①「通商強硬派」
トランプ大統領とその娘の夫・スティーブン財務長官などが所属。
⇒中国との貿易不均衡や、中国人のアメリカでの雇用などを正したい。
②「軍事強硬派」
マイク・ペンス副大統領とポンペオ国務長官などが所属。
⇒そもそも中国そのものが許せない。

この「軍事強硬派」のポンペオ国務長官は7月23日、
「8年ぶりに中立から中国を非難する立場へ変えた。」
「アメリカとの冷戦を避けたければ、トップを変えなさい。」という内容(かなりざっくりですが)の演説を行っています。

<リンク記事参照>

このバチバチの火種はなんなのか、5つ挙げてみます。(中田調べのため間違いがあるやもしれません。)

1、ファーウェイ問題(7月14日)
>>アメリカが”ファーウェイ製品に違法なバックドア(システムに不正侵入するための裏口)が仕込まれていて、
中国政府がデータを引き出せる”と主張したためか?
イギリスは第5世代(5G)通信網から、ファーウェイ全ての製品を2027年までに排除すると発表。

2、南シナ海問題(7月13日)
>>南シナ海における中国の領有権主張は大半が「違法」だとする声明を発表。
翌日14日、アメリカ海軍のミサイル駆逐艦が問題の領有権近くの海域を通過しざわつく。

3、ウイグル自治区問題(7月9日)
>>少数民族ウィグル族らを再教育キャンプや刑務所で、100万人以上拘束している問題について、
アメリカは、地元当局の高官4人に制裁を科すと発表し、当然中国側は抵抗中。

4、留学生問題(5月29日)
>>中国人民解放軍と関連のある中国人大学院生と研究者へのビザ発給の停止を指示。
中国からの留学生はアメリカの大学で科学技術を学ぶべきではないという極端な主張をはじめ、大半は外国嫌悪の論法。。。

5、香港問題(5月~)
>>中国が香港の反体制派を直接取り締まることを可能にする「香港国家安全維持法」についてのせめぎあい。
香港に対する優遇関税措置撤廃、香港との犯罪人引き渡し条約の停止などを準備中。

上記のようにいい関係ではない今、豪政府のシンクタンク(政府をコンサルしている頭脳明晰な人たち)も
”今後12か月間で紛争が起こる可能性は高く、今後3年間は「ほぼ確実」に起こるであろう”と発表しています。

11月に控えるアメリカ大統領選挙までに、トランプ大統領がこの中国との問題についてどのような対応をするのか。
他の候補者が当選した場合、どのように中国と付き合っていくのか。
そして日本はどう両国と付き合っていくのか。


今後の動向からも目が離せません!

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