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[アニメ感想] ゴールデンカムイ:アイヌの埋蔵金をめぐってクセ強すぎキャラたちが北海道・樺太を駆けまわる

≪ネタバレはありません≫

アニメ『ゴールデンカムイ』の情報
歴史ロマン・冒険・文化 / 49話(継続中) / 日本
放送時期:2018年~

いつかレビュー書こうと思って温存してたのだけど、実写版映画がババーンとなってるので、ここぞとばかりに書きたいと思います。

タイトルよく見るけど『ゴールデンカムイ』ってどんなお話???という人向けの記事です。

実は私、漫画で完走してしまって、アニメは途中までしか見てません。
映画もまだです。

物語の舞台は明治末期。日露戦争終結直後の雪深い北海道である。

戦争の帰還兵で「不死身の杉元」として知られる杉元 佐一が、北海道で砂金を採っていると、アイヌが金塊を隠した…という噂を聞く。
その金塊をいただこうと情報を集めているところ、森の中でアイヌの少女アシㇼパさんと出会う。

アシㇼパさんと話をするうちに杉元は、金塊が隠された一連の事件の真相を彼女が知りたがっていることを知る。

こうして、金塊がほしい杉元と、真相を知りたいアシㇼパさんは、お互いの目的を叶えるために、共に広大な大地を旅することとなる…。

様々な人たちの想いが交錯し、歴史上の人物なんかも出て来たりして、最初から最後まで息を付けないむちゃくちゃな展開がずっと続くんだ。

このお話がなぜこんなに面白いのかというと、巧妙に仕組まれた謎解きのワクワク感もあるだろけど、何といっても登場人物たちの存在感ではないかなと思う。
とにかくクセが強すぎるキャラが目白押しなのだ。

みんな色々な方面に極振りな強者たちばかりで、頭がおかしい奴はちょっと引くくらい頭がおかしい。
変態ってゆうか…猟奇的な殺人犯とかも出てくるんだけど、なんかみんな憎めないキャラというかなんというか…。

そして、それだけじゃなくて、アシㇼパさんを通じて語られるアイヌの文化も相当面白い。

タイトルにある「カムイ」というのはアイヌ語で神を指すんだけど、アイヌの信仰はアニミズムで、熊をはじめとする身近な様々なものが神となる。

何となく、アイヌのカムイは荒ぶる神、厳しい自然そのものの感じがするんだ。
生と死が隣り合わせの、生々しい神々だ。

父親からそんなアイヌの文化を徹底的に叩き込まれたアシㇼパさんはロー・ティーンの少女なんだけど、強くたくましく、時に冷酷でそしてやさしい。
戦う女神のようなヒロインなのである。

アシㇼパさんと触れ合うことで、鬼と化した杉元の魂も浄化されていく感じもかなり萌えなんだ。

という具合に、どの人に感情移入しても最高に楽しめる歴史ロマン冒険活劇、それがゴールデンカムイだ。

参考になった!という人はスキをお願いします!

『ゴールデンカムイ』
<あくまでも私的な評価>

ストーリーの面白さ:★★★★★
ストーリーの意外性:★★★★★
キャラクターの良さ:★★★★★
映像の美しさ   :★★★★☆
動きのかっこよさ :★★★★☆

<チェックポイント>
・舞台:明治末期・北海道・樺太
・キーワード:埋蔵金/アイヌ文化

・グロ:グロい時ある
・色恋:?
・お色気:マッチョの裸多数
・イケメン:◎
・強い女子:◎
・美少年:なし
・美少女:◎

・原作:漫画

※これは私の個人的な感想なので、解釈が違っていたり、注目すべきポイントがずれてたりするかもしれない。
ちがう!ちがうんだよ!!!ってなことになっていたら、どうぞ教えてください。

アニメ『ゴールデンカムイ』が好きならこれも好き?

評価基準についてや、私の好みについてこちらにまとめています。


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