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やる気のない患者さんへの対応①

おつかれさまです。
ちーよねです。

日々の臨床を送っていると必ず出くわすのが、やる気のない患者さん問題。

新人、若手はもちろんですが、中堅やベテランでも頭を抱える問題だと思います。

私個人としてもそのような場面に出くわすことは多々あり、特に病院勤務時代は悩んでいました。

ですが周りを見渡してみると、やる気のない患者さんを乗せるのが上手いスタッフ、逆にあまり乗せるのが上手でないスタッフがいるように感じます。

今回の記事では、そのようなスタッフの対応の差や私の経験を踏まえて、どのようにすればやる気のない患者さんをやる気にさせることができるのかを考察していきたいと思います。


患者さんのやる気がない(ように感じる)のは、メリットを感じていないから

個人的に、今回の本題はここだと思っています。
要は、やる気があるかないかではなく、リハビリをするメリットがあるか無いかが判断基準であるということ。

あなたは家電量販店に行く際、どのような理由で行きますか?

使っている家電が壊れたから
新しいものに買い替えたいから
など、必要性を感じていく場合がほとんどかと思います。

逆に
時間を潰すため
家族に付き添わされて
など、目的がない場合もあるでしょう。

この際、店員さんの話を前のめりに聞くのはどちらの場面でしょうか。

おそらく、必要性を感じている時だと思います。

実は患者さんも同じで
リハビリをしたい、体を良くしたいと思って入院した人と、自分は体の不具合がないのに入院させられたという人がいます。

つまり、病状を理解せずとりあえず入院している状態のため、「なんでどこも悪くないのにリハビリなんてしなくちゃいけないの?」という状態なわけです。

相手の気持ちはわからないから、とにかく話を聞くことが重要

前項で家電量販店の例えが出たので同じように例えます。

【目的があって家電量販店に立ち寄った場合】
例えば、あなたが使っている冷蔵庫が壊れた場合、冷蔵庫を探しに行くとおもいます。

店員さんに期待することとしては、自分が求めている冷蔵庫にマッチするものを教えてもらいたいだと思います。

ここでいう自分が求めているものとは、値段やデザイン、機能のことです。

ここで現れた店員さんが、それとかけ離れている冷蔵庫を勧めてきたらどうでしょう?

いらねーよってなりませんか?

店員さん的にはもしかしたら、もっといいものを提供したいという思いがあったかもしれませんが、買う方からしたらいらない情報かもしれません。

ここでしっかりと店員さんがあなたの話を聞いてくれていたら、このようなエラーは生じなかったと思います。

では、臨床現場に当てはめるとどのようなことが想定できるでしょうか。

長くなってきたので、次回の記事で書いていきたいと思います。

おわりに

自分がお客さんとして店に行く時はそのようなことが気になるのに、いざサービスを提供する側になると気付かない場面も多々あるかと思います。

どのような心構えで患者さんと関わっていけばいいのか、次回の記事で考察していきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

頑張るあなたの毎日にプラスαできたら嬉しいです。

お互い頑張りましょう。

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